山梨学院vs青森山田 決勝戦3つのポイント ロングスロー“武器にさせない”守備が鍵
11年前の決勝と同カードになった一戦を、3つのポイントから解説していく 【写真:森田直樹/アフロスポーツ】
1.ハイレベルな両サイドの攻防
それに対し、山梨学院は右サイドバックの鈴木剛と左サイドバックの中根悠衣は常に高い位置を取るわけではなく、DFラインのバランスを考慮してポジションを取る。
中根は守備力が高く、どちらかと言うと中へのスライドを得意として、中央のスペースをケア。中根の前に位置する左サイドハーフの廣澤灯喜はアップダウン能力に優れ、中根が中に入った時にサイドのスペースをカバーしたり、プレスバックで挟み込んでサイドでボールを奪う。
鈴木は戦術眼が高く、攻撃のタイミングを見計いながら中間ポジションや時には高い位置に張り出すなど、前線のプレスの掛け方に対して縦に連動することが得意だ。右サイドハーフの新井爽太は両足が蹴れて、攻撃にストロングを持つ選手で、鈴木のサポートを受けながら高い位置を取りながらも、自信を持つスピードで帰陣も早い。
共に個性的でコンビネーションが抜群の両サイドの縦関係。サイドの覇権争いでどちらが上回るかが、勝負の行方を大きく左右する。
2.縦関係の2トップvs.CBとアンカーのトライアングル
続きはスポーツナビ公式アプリ(無料)で読むことができます。
- アプリケーションはiPhoneとiPod touch、またはAndroidでご利用いただけます。
- Apple、Appleのロゴ、App Store、iPodのロゴ、iTunesは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
- iPhone、iPod touchはApple Inc.の商標です。
- iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
- Android、Androidロゴ、Google Play、Google Playロゴは、Google Inc.の商標または登録商標です。
- 前へ
- 1
- 2
- 次へ
1/2ページ