【ツーリング】タイヤの空気圧はシチュエーションに応じて適切に調整を
【写真AC】
バイクツーリングには最高の季節!
行き先、ウェア選びなど、いろいろ考えて準備しているだけでも楽しいですよね。
そんな準備の中で、いちばん大切なのが、バイクの点検です。
移動手段のバイクが故障したり、乗り心地が悪かったりして、せっかくの楽しいツーリングでただ疲れてしまうだけ……なんてことにならないよう、基本的な点検は、毎回行うようにしましょう。
今回は基本中の基本、タイヤの空気圧チェックについてご説明いたします。
行き先、ウェア選びなど、いろいろ考えて準備しているだけでも楽しいですよね。
そんな準備の中で、いちばん大切なのが、バイクの点検です。
移動手段のバイクが故障したり、乗り心地が悪かったりして、せっかくの楽しいツーリングでただ疲れてしまうだけ……なんてことにならないよう、基本的な点検は、毎回行うようにしましょう。
今回は基本中の基本、タイヤの空気圧チェックについてご説明いたします。
空気圧チェックの必要性
タイヤで走行するのに必要不可欠なものが空気。しっかり入っていないと、タイヤが潰れてスムーズに転がってくれません。
ただ、空気が少なすぎてはいけませんが、たくさん入っていればOKというわけでもありません。タイヤには適正な空気圧が設定されています。
ただ、空気圧の違いでバイクにも乗り手にもさまざまな変化があるので、その点も押さえておきましょう。
空気圧による乗り心地の違いを理解すれば、自身に合った理想の乗り心地で、より快適かつ楽しいツーリングが楽しめるようになります!
ただ、空気が少なすぎてはいけませんが、たくさん入っていればOKというわけでもありません。タイヤには適正な空気圧が設定されています。
ただ、空気圧の違いでバイクにも乗り手にもさまざまな変化があるので、その点も押さえておきましょう。
空気圧による乗り心地の違いを理解すれば、自身に合った理想の乗り心地で、より快適かつ楽しいツーリングが楽しめるようになります!
空気圧がもたらす変化
低い空気圧の場合
1. 乗り心地
空気圧が低いと、タイヤの張りがなくなり、変形しやすくなります。
そのため路面との接地面が大きくなり、グリップ力が向上。発進や制動時により安定します。また多少の凸凹や砂利などを走っても、タイヤが跳ねるのを緩和してくれるので、柔らかめの乗り心地になります。
逆に、路面とタイヤとの摩擦力が増し、バイクの操作が重たく感じます。
2. 燃費
路面との接地面が広くなるため、車体を動かすために大きな力が必要になります。
そのためバイクの燃費が悪くなってしまいます。
3. その他
路面との接地面が大きくなるので、落ちている釘や針金、ガラスなど鋭利な物が刺さりやすくなってしまいます。
高い空気圧の場合
1. 乗り心地
空気圧が高いと、多くの空気が入っているためタイヤが張って、路面との接地面が少なくなります。
そのため、路面とタイヤの摩擦抵抗が小さくなるため、バイクの操作性が軽快に。ただ多少の段差や凹凸でも跳ねやすくなるので、硬めの乗り心地となります。
2. 燃費
路面とタイヤの摩擦抵抗が小さいため、車体を動かすための力が少なく済みます。
そのため、燃費は向上します。
3. その他
摩擦抵抗が小さい=グリップ力が低くなるため、減速や急制動などの操作に気をつける必要があります。特に高速道路などスピードが出るシーンでは要注意です。
一般道路でも、ワインディングなどではコーナリング時にスリップして転倒しやすくなるので、気をつけてください。
また、空気圧があまりに高いと、小さな段差を超えたり何かを踏んだりするだけで、タイヤが破裂してしまう恐れもあります。
*
空気圧による乗り心地や操作性の違いが、このような感じです。
1ヵ月前に空気圧を点検したからといって、そのままの空気圧が保たれているわけではありません。タイヤの空気は少しずつ抜けていきますので、出発前にはいつ点検したかに関わらず、必ずタイヤの空気圧を確認しましょう。
また、くれぐれも空気を入れ過ぎないよう注意してください。
1. 乗り心地
空気圧が低いと、タイヤの張りがなくなり、変形しやすくなります。
そのため路面との接地面が大きくなり、グリップ力が向上。発進や制動時により安定します。また多少の凸凹や砂利などを走っても、タイヤが跳ねるのを緩和してくれるので、柔らかめの乗り心地になります。
逆に、路面とタイヤとの摩擦力が増し、バイクの操作が重たく感じます。
2. 燃費
路面との接地面が広くなるため、車体を動かすために大きな力が必要になります。
そのためバイクの燃費が悪くなってしまいます。
3. その他
路面との接地面が大きくなるので、落ちている釘や針金、ガラスなど鋭利な物が刺さりやすくなってしまいます。
高い空気圧の場合
1. 乗り心地
空気圧が高いと、多くの空気が入っているためタイヤが張って、路面との接地面が少なくなります。
そのため、路面とタイヤの摩擦抵抗が小さくなるため、バイクの操作性が軽快に。ただ多少の段差や凹凸でも跳ねやすくなるので、硬めの乗り心地となります。
2. 燃費
路面とタイヤの摩擦抵抗が小さいため、車体を動かすための力が少なく済みます。
そのため、燃費は向上します。
3. その他
摩擦抵抗が小さい=グリップ力が低くなるため、減速や急制動などの操作に気をつける必要があります。特に高速道路などスピードが出るシーンでは要注意です。
一般道路でも、ワインディングなどではコーナリング時にスリップして転倒しやすくなるので、気をつけてください。
また、空気圧があまりに高いと、小さな段差を超えたり何かを踏んだりするだけで、タイヤが破裂してしまう恐れもあります。
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空気圧による乗り心地や操作性の違いが、このような感じです。
1ヵ月前に空気圧を点検したからといって、そのままの空気圧が保たれているわけではありません。タイヤの空気は少しずつ抜けていきますので、出発前にはいつ点検したかに関わらず、必ずタイヤの空気圧を確認しましょう。
また、くれぐれも空気を入れ過ぎないよう注意してください。
用途・目的に合った空気圧を
上記のように、タイヤの空気圧が低すぎても高すぎても、それぞれメリットとデメリットがあります。
乗り心地と燃費を両方良くしたい場合は、多少面倒でも、走る目的別にこまめに変えるのがおすすめです。
例えば、適正な空気圧で自宅を出発し、高速道路では空気を足して多少高めの空気圧で走行。峠などのワインディングロードや林道ツーリング、キャンプツーリングなど、舗装されていない悪路を走る前には、空気圧を少し抜いて低めにする・・・など、こまめに設定することで快適性が増します。
空気は、道中のガソリンスタンドなどに設置してある空気入れを借りて入れられます。
空気圧チェックに必要なアイテム
タイヤの中が今どれくらいの空気圧なのか確認するのに必要なのが、エアゲージ。
大きいものから小さいもの、安価なものから高価なものなど、幅広い商品が展開されていますが、ツーリング時には収納に困らないコンパクトなものがおすすめです。
ただ、あまりにも安価なものは、正確な数値が計れなかったり、移動時の衝撃でエアゲージの針が動かなくなってしまったりなど、故障の可能性があるので気を付けましょう。
またエアゲージの中には、空気圧を計測すると同時に、空気を抜ける製品もあります。
コンパクトなバイク用空気入れを一緒に携帯すると、いつでもどこでも空気圧の調整が可能になるので便利ですよ。
乗り心地と燃費を両方良くしたい場合は、多少面倒でも、走る目的別にこまめに変えるのがおすすめです。
例えば、適正な空気圧で自宅を出発し、高速道路では空気を足して多少高めの空気圧で走行。峠などのワインディングロードや林道ツーリング、キャンプツーリングなど、舗装されていない悪路を走る前には、空気圧を少し抜いて低めにする・・・など、こまめに設定することで快適性が増します。
空気は、道中のガソリンスタンドなどに設置してある空気入れを借りて入れられます。
空気圧チェックに必要なアイテム
タイヤの中が今どれくらいの空気圧なのか確認するのに必要なのが、エアゲージ。
大きいものから小さいもの、安価なものから高価なものなど、幅広い商品が展開されていますが、ツーリング時には収納に困らないコンパクトなものがおすすめです。
ただ、あまりにも安価なものは、正確な数値が計れなかったり、移動時の衝撃でエアゲージの針が動かなくなってしまったりなど、故障の可能性があるので気を付けましょう。
またエアゲージの中には、空気圧を計測すると同時に、空気を抜ける製品もあります。
コンパクトなバイク用空気入れを一緒に携帯すると、いつでもどこでも空気圧の調整が可能になるので便利ですよ。
おわりに
バイクのタイヤの空気圧は、快適性や燃費などに大きく関わってくることを、ご理解いただけましたでしょうか。
タイヤの空気圧はグリップ力などに大きく影響するため、ライディング時の快適さや安全性を左右するとても大切な要素なのです。
ツーリング前のバイクの点検に、空気圧のチェックはマスト項目に入れてくださいね!
タイヤの空気圧はグリップ力などに大きく影響するため、ライディング時の快適さや安全性を左右するとても大切な要素なのです。
ツーリング前のバイクの点検に、空気圧のチェックはマスト項目に入れてくださいね!
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