【#STAYHOMEのすすめ】公認スポーツ栄養士・こばたてるみさんおすすめの「食事法と時短レシピ」
【写真:アフロ】
乾物や缶詰があると料理のバリエーションが増えるだけでなく、3色のバランスもとりやすくなります。たとえば、さばの缶詰の水煮を汁ごとフライパンに投入し、冷凍のほうれん草やスライスした玉ねぎなどを加えます。卵でとじて、ごはんにのせれば丼ぶりの完成です。骨まで柔らかくなっていてカルシウムを一緒にとることができるので、とくに魚の缶詰をストックしておくのはおすすめですよ。
また、インスタント食品だけで手軽に食事を済ませたいときにも乾物や缶詰が使えます。ラーメンを作る際に、乾燥わかめや缶詰のコーンを加えるだけで彩りと栄養バランスも充実します。
ほかにも、くだものの缶詰はヨーグルトにのせたり、牛乳を一緒にミキサーにかけてスムージーを作ったりすることもできます。普段の料理だけでなく、おやつや軽食にも最適ですよ。
■その3:お子さんの食事には、積極的に乳製品と野菜を
【写真:アフロ】
たとえば朝食のシリアルは、牛乳と一緒にバナナなどのくだものを加えると◎です。食事は出来合いのお惣菜をプラスしたり、カット野菜や冷凍野菜を活用したりするのも良いですね。普段の食事に野菜ジュースを加えるだけでも野菜不足を補えます。インスタントラーメンを作るときに、スープの調味料を半分にして水も減らし、その代わりに野菜ジュースを使ってみる……なんてアレンジにも使えますよ。塩分をおさえながら、野菜のうまみと栄養素を加えることができます。
家事負担が増えている中で、家族のケアを考えるのはかなり大変です。手を抜くところは抜きながら、できるだけ実践しやすい方法を工夫してみてくださいね。
こばたさんからのメッセージ
しっかりと食事をとることは、身体だけでなく心の栄養補給にもつながるはずです。家族と過ごす時間が増えている今だからこそ、家での食事を大事にしながら心身のケアを心がけてみてはいかがでしょうか。
(取材協力:Viibar/オルタスジャパン)