寒さでバストトップが…冬の薄着トラブル|4つの体験談と防止策

ヨガジャーナルオンライン

【Getty Images】

暖房が効いたスタジオ内であっても、ヨガウェアで過ごすとなれば寒さを感じることもあるでしょう。そして、その寒さゆえに体のあちこちが反応! なかには「見ないで!聞かないで!」と言いたくなってしまう、ちょっと恥ずかしい生理現象も…。今回は、レッスン後の女子トークで聞いた恥ずかしい体験談とその防止法を、体験者から許可をいただいて紹介します。

体験談1:「鼻の色」が…

最初に紹介するエピソードは、A子さんの顔に起こった現象。
寒い屋外から暖かいスタジオに入り、ホッと一息つきながら更衣室へ。着替えを済ませる頃には体の温かさが戻ってきたと言いますが、身だしなみチェックのために鏡を見ると……、想像以上に鼻が真っ赤! これはもう冬のあるあるですよね。人間は寒さを感じると皮膚の温度を上げようと血管が拡張します。特に鼻は皮膚が薄いので、赤みが目立ちやすいのです。
レッスンを受けるときはナチュラルメイクにしているというA子さん。鼻の周りだけファンデーションを厚く塗り赤みを隠そうとしたけれど、レッスン中も鏡に映る顔が気になってしまったそうです。
防止策は?
寒さによって鼻の赤味がでやすい人は、寒暖差を意識して過ごすとよいでしょう。マスクをして自分の呼気で温める、ハンカチで包んだカイロを鼻にあてる(火傷に注意)など、屋外で顔を冷やさない工夫をしてみて。

体験談2:薄着でギュルギュルー、お腹が……

次はB子さんの体験談。
その日はこの冬一番の寒さと言われていて、レッスンで体を動かしてもいつものように温まらなかったそうです。それどころか、レッスン中盤に差し掛かる頃にはお腹の調子が……。「これは、完全に冷えてしまったな」と気づくも、すでに遅し。しばらくは継続して参加したものの、「ギュルギュル―」と、いかにもな音が自分のお腹から響いたときには、痛みよりも恥ずかしさが勝ったと言います。集中できず、そのレッスンは途中で退室してしまったそう…。
防止策は?
ブラトップ+半袖または長袖のトップスというヨガファッションが一般的ですが、寒さを感じる日は薄手の腹巻を着用するのもよいでしょう。腹巻がチラッと見えても周りの人は気にしないどころか、むしろ体調管理をしっかりしているんだなと思ってくれるはず。

体験談3:鳥肌MAXでアジャスト(ポーズ補助)拒否……

新調したヨガウェアで気分よくレッスンに臨んだC子さん。
そのウェアは季節を先どった薄手の生地で、おへそがチラッと覗くビスチェ。合わせたレギンスは7分丈。体の露出面積大です。さらには参加したレッスンは動的なものではなく、どちらかというと静的でリラックスを目的としたものだったと言います。
その結果、みなさんのご想像のとおり「とにかく寒い!」。お腹こそ痛くならなかったものの、腕やお腹、ふくらはぎといった露出部分には鳥肌がマックスに現れてしまったそう。「インストラクターが腕の高さをアジャストに来たとき、鳥肌がバレるのが嫌でその手をバッと振り払いかけてしまった」とバツが悪そうな表情で語ってくれました。
防止策は?
ホットヨガや動的なレッスンだったらそこまで寒さを感じずに済んだかもしれません。レッスンの内容に合わせたウェア選びをして、くれぐれも体を冷やさないようにしましょう。

体験談4:バストトップが……

最後はD子さんの身に起こったちょっと恥ずかしいお話。実は、筆者も経験があるので他人事だとは思えませんでした。
プチプラのブラトップの上にトップスを着たのですが、カップが薄くペラペラだったためバストトップがポチッと目立ってしまったのです。“バストトップ問題”は寒い日だとよくあることなのですが、何がよくなかったかと言ったらカップが薄かったことでしょう。これには、筆者のほかにも「わかる!」「あるある!」「もう1枚Tシャツを着たくなった」なんて声も…。
防止策は?
バストトップの主張対策としては、厚みのあるカップと二枚重ねにしたり、ブラトップの下にヌーブラを着用したりすることが挙げられるので、気になる人は試してみてくださいね。
以上、寒さゆえに起こった生理現象についてお話ししました。寒さはこれからもしばらく続くので、みなさんもどうぞお気を付けください。
ライター/高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018〜2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。産前産後ヨガインストラクター資格、Core Power Yoga CPY®、筋膜リリースヨガインストラクター資格を保有。
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著者プロフィール

世界のヨガ情報を発信するニュースメディア。ボディメイクに役立つポーズや不調を解消するメソッドのほか、ファッション、ヘルシーフード、ヨガを愛する著名人へのインタビューなど、ビューティ&ヘルス系の最旬トピックスを配信します。

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