大会公認球からコスパ重視の練習球まで テニスボールのおすすめ5選

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【写真:アフロスポーツ】

 ボールにこだわりを持つことは非常に大事です。安価なボールを使うと正しいボールの球筋がでないので、うまく打ててないと勘違いしてしまいます。空気が抜けたボールを使えばボールは飛ばなくなり、飛ばそうと力んでしまいます。正しくボールを選ぶことで上達の手助けになります。

 プロは毎回ニューボールで練習します。それは試合で使われるボールがすべてニューボールだからです。普段使い古したボールで練習してしまうと感覚が変わってしまうので、ニューボールで練習します。これは一般の大会でも同じなので、試合が決まったらせめて直前の練習はニューボールで練習してみてください。
 たくさんビニール袋に入って売っているボールは安価なモデルなので、遊び程度はいいですが、しっかり練習するのであれば避けましょう。多少値段は高くなりますが、売れ筋から選ぶのをおすすめします。特にゴムメーカーであるブリジストンやダンロップのボールは品質も高く、国内で人気のボールです。

柔らかい打球感の中にも、しっかりとした打ち応え

「ダンロップ フォート」

 日本国内の主要大会で使用されているボールです。柔らかい打球感の中にも、しっかりとした打ち応えがあるので、体への負担が軽減されます。バウンド後も勢いが出すぎず、なくなりすぎず、飛んできたボールそのままの勢いでバウンドしてくれるので、ラリーを続けやすいボールとなっています。

 トーナメントで使用するボールは、打球感は良いのですが耐久性がイマイチという物が多いですが、トーナメントボールの中でも高い耐久性を持っています。しっかりと打ち応えのあるボールで練習したい、試合のための練習をする場合に適したボールです。30缶まとめて購入であれば、消耗品であるテニスボールをお得に購入することもできます。

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コスパのいい、4球1セットのプラクティスボール

「ダンロップ セント・ジェームス」

 主要大会で使われることのないプラクティスボールです。プラクティスボールの中でもマイルドな打球感があり、耐久性に優れています。日本に多いオムニコートで使用しても、ボールのバウンドの勢いがなくなり過ぎないので、しっかりとラリーをすることができます。

 オムニコートで使用していると起きる、ボールが毛羽立って飛びが悪くなってしまうということが起きにくいので、長くプラクティスボールとして使用することができます。4球1セットで販売されているので、トーナメントボールよりもコストはかかりにくいですね。学校の練習球としても多く利用されています。試合本番前に使用球に変更して練習をするところが多いです。

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国際大会でも使用可能で、高い耐久性を持つ

「ブリヂストン NX1」

 国際テニス連盟公認球なので、国際大会でも使用可能なボールです。打球感は少し硬いですが、空気が抜けにくく高い耐久性を持っています。

 毛羽立ちも少なく、長時間使用していてもバウンドが保たれやすいので、コストパフォーマンスが高いボールです。空気が抜けにくいので連日の練習に向いてます。

重い打球感、反発性が高いプラクティスボール

「ブリヂストン ツアープロ」

 試合では使用されないプラクティスボールです。トーナメントボールと比べると少し重い打球感がしますが、プラクティスボールの中では反発性が高く、耐久性も高いボールです。

 ブリヂストンNX1と特徴は似てますが、打球感が爽快で空気を維持してくれるので、長時間の使用にも適しています。

国際テニス連盟公認球、柔らかい打球感

「スリクソン HD」

 国内大会で使用されることはないですが、国際テニス連盟公認球です。柔らかい打球感で、バウンドに勢いが付きすぎず、失速しすぎず、丁度良いスピードでバウンドしてくれるので、ラリーをしやすいボールです。耐久性も高いので、長時間の練習、試合でもストレスなく使用することができます。
(監修:テニスコーチ 澤田和人)           
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