San-Ei Gen with B-Max レースレポート【2024 全⽇本スーパーフォーミュラ選⼿権 第2戦九州⼤会】
悔やまれる予選、決勝は速さを見せて14位完走
渾身のアタックを試みるもQ2進出を逃した木村偉織 【San-Ei Gen with B-Max】
クルマを仕上げることができないまま臨んだ予選
開幕戦から2か月というやや長いインターバルを経て、舞台は大分県・オートポリスに移りました。木村選手にとっては、昨年のSFライツで開幕3連勝を飾り、得意としているサーキットだけに期待も膨らみました。
しかし、レースウィーク、特に予選日の九州地方は真夏のような天候となり、チームの想定とは大きく異なるコンディションに翻弄され、予選は18位。決勝は、果敢に追い上げるなかで速さも見せて、14位でフィニッシュしました。
Q2進出のカットラインに0.114秒及ばなかった 【San-Ei Gen with B-Max】
1分30秒台を連続してマークした決勝
チームは折り返しとなる21周目にタイヤを交換し、スムーズな作業で木村選手をコースに送り出しました。タイヤ交換後の木村選手は1分30秒台を3周連続してマークする素晴らしい走りを見せました。決勝中に1分30秒台をマークしたのは3選手、連続して記録したのは木村選手のみ。それでもポジションは17位と変わりませんでした。
残り2周となったところで中団グループに接触があり、これをうまくかわした木村選手はポジションを3つ上げ、14位でチェッカーを受けました。
18番手からのスタートとなった決勝 【San-Ei Gen with B-Max】
決勝で1分30秒台を連続マークした木村選手 【San-Ei Gen with B-Max】
チーム監督 本山 哲コメント
次戦からは、ポイント取れる速さと内容のあるレースができるよう頑張りますので期待してください!
ルーキーならではの経験を積んだ木村選手 【San-Ei Gen with B-Max】
チーフエンジニア 宮田雅史コメント
やはり予選が不発に終わったのが痛かったですね。そこは今回のデータを分析して次戦に臨みます。木村選手にとっては、次のSUGOもSFでは初めとなりますが、良い形で終えて、テストが控えている富士のレースに繋げたいと思います。
予選の出遅れが痛恨となった 【San-Ei Gen with B-Max】
ドライバー 木村偉織選手コメント
決勝は、スタートやアウトラップなど開幕戦の課題はクリアできました。前半のペースが思ったよりも上がらなかったのは意外でしたが、後半に関してはすごく良いペースで走ることができました。最初から最後まで我慢のレースでしたが、最後にポジションを上げて14位で終え、自分の仕事はできたと思います。得意のオートポリスでポイントを獲得できなかったのは残念ですが、収穫もたくさんありましたので、次に向けて頑張ります。応援よろしくお願いします。
ポイント獲得ならずも今回のデータを分析して次戦に臨む 【San-Ei Gen with B-Max】
我慢のレースだったが、後半ペースを掴んだ木村選手 【San-Ei Gen with B-Max】
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