スローペースを読んだ松岡の好騎乗光る 2001年以来の快挙、香港国際で日本馬3勝
ウインブライト(白帽)が香港カップを勝利、春に続き香港2000mGIを制した 【Photo by Kazuhiro Kuramoto】
先陣を切って行われたのは2400mの香港ヴァーズ。1番人気(全てJRAでの人気)に推されたのは昨年の覇者で地元馬のエグザルタント。大外枠から好スタートを決めてハナを切った。
日本馬はグローリーヴェイズ(牡4歳、美浦・尾関知人厩舎)が中団のイン。その少し後ろの外にラッキーライラック(牝4歳、栗東・松永幹夫厩舎)がいて、ディアドラ(牝5歳、栗東・橋田満厩舎)は14頭立ての最後方からの追走となった。
モレイラ「折り合いに気を付ければ勝てると思っていた」
日本馬の中では3番手評価だったグローリーヴェイズだったが、鞍上モレイラには相当な自信があったようだ 【Photo by Kazuhiro Kuramoto】
続いて行われた香港スプリント(芝1200m)には日本のダノンスマッシュ(牡4歳、栗東・安田隆行厩舎)が挑戦。このレースを連覇したロードカナロアを父に持つ血に期待がかかったが短距離王国・香港のスピードの前に8着。逃げた1番人気のエセロをビートザクロックとホットキングプローンがかわしたところがゴールだった。