前走から騎手継続か乗替りかがカギ!? ファンタジーS過去データから傾向分析
ファンタジーS近5年の前走からの間隔別成績
表4 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
中9〜24週の馬は一昨年のベルーガら2勝。この組の3着以内馬6頭中5頭は前走で勝利し、間隔を空けて臨戦していた。これら中4週以上空けた馬をチェックしておきたい。
ファンタジーS近5年の騎手継続・乗替別成績
表5 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
逆に前走から乗替りとなった馬は一昨年のベルーガの1勝のみ。この組の3着以内馬5頭中3頭はファンタジーSで外国人騎手が騎乗していた。
ファンタジーS近5年の種牡馬別成績
表6 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
キンシャサノキセキ産駒も一昨年ベルーガが勝利し、昨年はジュランビルが3着と好相性だ。好走馬を送り出したのはサンデーサイレンス後継種牡馬だけでなく、メイショウボーラーやロージズインメイといったヘイロー系の種牡馬も目立っている。
文:ケンタロウ(けんたろう)
1978年6月、鹿児島県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。初めて買った馬券が大当たりし、それから競馬にのめり込むように。データでは、開催日の馬場やコース適性に注目している。好きなタイプは逃げか追い込み。馬券は1着にこだわった単勝、馬単派。料理研究家ではない。