元メタボのランナーズハイ|『北海道マラソン2018』レポート(1)

【みんアス】

2019年8月25日(日)に開催される「北海道マラソン」
今回は「北海道マラソン 2018」のレポートを2回に渡ってお届けします。
(編集部注※2018年8月31日に公開された記事です。)
 この原稿が掲載される日は2018年8月25日土曜日。『北海道マラソン2018』が開催される前日です!

 私はもちろん翌日の大会に出場します!『北海道マラソン』は三年連続三回目の出場となります。

 今回、前日の受付でナンバーカードと一緒に受け取る配布物の中に『みんアス』のチラシを封入させてもらっています!

【みんアス】

『北海道マラソン』に出場すべく、すすきの近辺をうろうろしているあなた(笑)!

 是非、封筒の中を探してみてください!

 ここで『北海道マラソン』について少し解説です。

 今年で三十二回目を迎える夏に行われる最大級のフルマラソンと言っても過言ではないこの大会。昨年からは2020年東京オリンピック代表選手選考競技である「マラソングランドチャンピオンシップシリーズ」のレースとして開催されています。

 また、古くから世界選手権等、真夏のレースを想定してトップランナーが北海道を走り、そして日本代表に選ばれてきた歴史ある大会です。

 スタートは“大通公園”

【みんアス】

【みんアス】

これは昨年の写真ですが、こんな感じでテレビ塔付近をスタートします。

「夏の大会って言っても北海道だから涼しいんでしょ?」

 そんな風に思っているあなた。

 とんでもございません。
 北海道と言えども、真夏は真夏。

 スタート時こそ25度くらいで若干涼しいですが、10kmを超えた辺りからほぼ日陰もなく、15km辺りから果てしなく地平線に向かって(冗談ではなく)カンカン照りの一本道“名物の新川通り”を往復15km近く走るという“修行ゾーン”も存在します。

 あ、ちなみにこれが大会に出るにあたっての誓約書。

【みんアス】

 灼熱の大会だから気を付けてねって書かれています。

 そして新川通り

【みんアス】

 はい、誰もが余計な事を考えず、ただひたすらに折り返し地点があることを信じて走ります。

 そして再び札幌近郊に戻ってきて
 北海道大学、赤レンガ庁舎と抜けて

 大通りでゴール!

 ゴール後は係員のお姉さんがホースで頭から水をかけてくれます。(ホント!)

 でも、なぜそんな過酷な大会を走るのかって?

 それは一度走ってみればわかります!(いや、わからん人にはわからんというか理解できないかもしれませんが……)

 まじめに言うと

 一つは、冬の勝負レースに向けて、暑い夏を走り切った集大成としてこのレースを選ぶ人が多いこと。そして、やっぱり完走した後の達成感が半端ない! 普通の秋、冬の大会に比べて当然タイムは落ちるけど(下手すると30分近く落ちる人もザラです)、精神力がなければ絶対に走り切れないんです。

 そしてもう一つが「北海道って広いなぁ」って感じられる、どこまでも続く直線。

 実は私、一回目に走った際、暑さと疲労で30km辺りで両脚を攣ってしまい、泣きながらゴールまで帰ってきた苦い思い出があります。

「二度と走るか!」と40kmくらいまでは思っていたほど辛かったんですが、ゴールしてメダルをかけてもらい、ホースで水を頭からかけてもらい、大通公園で見ず知らずの人とねぎらいの言葉を掛け合ったあたりで「来年も走ろう」

 そう心に決めていました(バカかもしれません)。

 今、北海道にいる皆さん!
 明日はみんなで頑張りましょう!

 涼しいところにいる皆さん!
 テレビで応援してくださいね!

 今年は猛烈な暑さなので、ちょっとは涼しくなってくれているといいなと思いながら……この原稿を書いています。

 当日、頑張ります!

【みんアス】

※本記事は「みんアス〜みんながアスリート」で公開された『元メタボのランナーズハイ』を再掲載したものです。
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著者プロフィール

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