BI砲再会 平成最後のオールスターに思う 全日・宮原によぎる新日・棚橋の面影
宮原は一昔前の棚橋そのもの
棚橋が道場から猪木の全身パネルを外したことは有名だ 【写真:SHUHEI YOKOTA】
全日を盛り上げる若きエース、宮原健斗 【写真:SHUHEI YOKOTA】
大量離脱や経営難で苦しむ団体で、若きエースが立ち上がり、徹底したファンサービスで支持を集め、輝きを増していくという姿は、まさに、一昔前の棚橋そのもの。モノマネ芸人「棚ボタ弘至」も最近「宮原検討中」にキャラ変しており、ファンの間でも、12歳若い宮原にかつての棚橋の面影を重ねる声も聞こえている。
ちなみに、棚橋は17年12月に自身のツイッターで宮原との2ショットを公開。宮原自身も「プラスしかない出会いでした」と、その時に貴重な話ができたと明かしていた。今回の対戦も、宮原、関本のラブコールが実って実現したもの。「平成最後のオールスター戦」は、馬場、猪木の思い出が甦る「思い出の場」であると同時に、新たな出会いが生まれる「始まりの場」ともなりそうだ。