三原勇希(モデル)に聞く、走った後のボディケア、マッサージとお風呂【インタビューvol.3】

【撮影:ジュノー株式会社】

スポーツをする女性のために、そのハードルを少しでも下げられたら。モデルとして、ランナーとして活躍する三原勇希さんへのインタビューを行った第3回です。
――今回はスポーツ直後についてお聞き致します。
使った筋肉を休めたり、足を太くしないために、リカバリーという意味で大切なのはストレッチとクールダウンです。 ストレッチは、走る前よりも走った後にしっかりするようにしていますね。

――走る前後でストレッチも違うんですね。
そうですね。走る前は肩甲骨と股関節は絶対にします。一番動かす部分なので。股関節は前後と左右に開くよう、可動域を広げるようにしていて、肩甲骨も同じでこう、回したり寄せたりする感じで。

【ジュノー株式会社】

走った後、私の場合は筋肉の疲労回復っていう意識じゃなくて、「太くしたくない部分」をマッサージするようにしています。ほぐしてあげないと太く大きくなってしまうんですよね。やった時とやらなかった時でライン・シルエットが違うので、これもマストです。

――細かく部位で言うと?
太ももの前側と、ふくらはぎは自分の手でしっかりマッサージします。あと大事なのがおしりの付け根(大臀筋、中殿筋)で、ここもしっかり伸ばすのが大事です。

――では続いてクールダウンについて
これはアイシングですね。特に夏は、スポーツ後に(下半身全体に)冷たいシャワーをかけて血管を収縮させるんです。その後に温かいお湯をかけたりお風呂に入ったりして一気に血流を良くしています。

海外でハーフマラソンを走った時にアフターケアをしてもらったんですが、その時にウェアを着たまま「水風呂に浸かれ」と言われて。タイツを履いたままならなんとか入れるくらいの冷水だったんですが、こうやって急速に冷やしてから温めると、回復が早くなるみたいです。

ただ近所を走った後の家やランステでは、冷水風呂を用意するのは難しいと思うので、冷たいシャワーで代用できればいいと思います。だからクールダウンでは特別何かアイテムを使ってはいないですね。

――シャワー後には何かありますか?
そうですね、シャワー後だとマッサージオイルは使います。オイルを使ってリンパマッサージなどをするのがオススメです。ふくらはぎとか。

【ジュノー株式会社】

毎回は難しいかもしれないので、ちょっと疲れた時とか、無理のない範囲でいいと思います。

あとは、これは私もよく友達とやっているんですが、ランニングのゴールにスーパー銭湯とか大江戸温泉とかを設定するんです。走り終わってそのままお風呂に入って電車で帰ってこられるし。日中だったら荷物をゴール近くの郵便局留めで送っておいて、そこでピックして温泉に入って電車で帰ってくるとか、すごく便利ですよ。(本局以外の郵便局は午後5時までの営業なので注意)

それはいいですね!



【文章】TAKASHI KIKUNAGA
【写真】ジュノー株式会社
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