レディマクベスが牝馬2頭目の★9つ獲得 絶好調チーム・フジサワから期待馬が続々

競馬専門紙「優馬」

止まらないチーム・フジサワの勢い ルヴォルグ

抜群のセンスで日曜の新馬戦を快勝したルヴォルグ(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

10/28(日) 東京5R 2歳新馬 芝1800m
ルヴォルグ 牡 馬体重:510kg
★★★★★★ 6点
騎手:ルメール 厩舎:(美) 藤沢和
生産:パカパカファーム
馬主:フクキタル
父:ディープインパクト
母:キトゥンカブードル(Kitten's Joy)

 16頭立ての14番枠と外目からのスタートだったが、二の脚でスーッと好位へ。楽な手応えのまま直線に向くと、あっという間に後続を突き放して4馬身差の圧勝。遅い流れとはいえ、ラスト3F11秒4−11秒0−11秒3という上がりの中で、これだけの着差は強いの一言。最後は流す余裕もあった。好位で折り合えるセンスと、優れた瞬発力は上のクラスでも武器になる。

馬体診断
 510キロと大型な馬体の持ち主だが、仕上がりは良かった。迫力のある馬体で力強さのあるパドックが一際目を引いた。少しテンションは高そうだったが、実戦のレースぶりからは問題はなさそう。脚先の捌きがやや硬めに映るので、クッションの利いた芝の方が合っている。ボリューム豊かな馬体はやはり1600m〜1800m辺りに適性がありそう。

血統診断
 母はアメリカの芝GIII勝ち馬。母の父Kitten's Joyもアメリカの芝で活躍し、セクレタリアトSなどGIを2勝、BCターフで2着がある。日本での産駒はジャンダルム(デイリー杯2歳S)やダッシングブレイズ(エプソムC)、欧州では今年GI・4勝と芝中距離路線を席巻したロアリングライオンがいる。早い時期からマイル〜中距離路線での活躍が見込める血統構成だろう。

馬券の狙い目→狙うならNHKマイルC(東京芝1600m)を中心としたマイル路線だろう。ただ、中距離戦にも対応できるポテンシャルがある。

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