甲子園に届かなかった逸材たちの夏 通算75発の強打者や鉄腕エースの足跡

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高校通算75本塁打を放った健大高崎・山下。2本の満塁本塁打を放った2年春以来の甲子園には届かなかった 【写真は共同】

 今年で100回大会を迎えた夏の全国高校野球選手権大会。春夏連覇を目指す大阪桐蔭(北大阪)、夏連覇を狙う花咲徳栄(北埼玉)など出場56校が決まり、8月5日に開幕を迎える。今回は、その裏で甲子園に届かなかったプロ注目の逸材たちの今夏の戦いを振り返ってみたい。

健大高崎:山下航汰(外野手)

(●群馬大会決勝 前橋育英 5対6)

 2年春のセンバツで2本の満塁本塁打、2年夏の群馬大会では大会新となる5試合連続本塁打を記録したスラッガー。昨年は3番や4番を打つことが多かったが、今夏は1番打者として出場。切り込み隊長として19打数9安打(打率4割7分4厘)とヒットを量産した。3回戦の高崎東戦で放った今夏唯一の本塁打が高校通算75本目となった。

早稲田実:野村大樹(内野手)

(●西東京大会3回戦 八王子 6対7)

 右打席から放物線を描く天性の長距離砲。高校通算111本塁打の清宮幸太郎(北海道日本ハム)とともに1年夏から主軸を打った。2年秋から捕手にコンバートされていたが、今夏は打撃優先のためにサードへ再転向。八王子戦では2打席連続2ランを放ち、高校通算本塁打を68本まで伸ばしたが、2年春以来の甲子園出場はならなかった。

東海大相模:森下翔太(内野手)

高校球界屈指のスラッガー、東海大相模・森下は最後の夏に打率5割超を記録し、勝負強さを発揮した 【写真は共同】

(●北神奈川大会準決勝 慶応 4対7)

 今春のセンバツで4強に進んだ東海大相模の主砲。右打席からの豪快なスイングで注目を集めたが、甲子園では15打数4安打2打点、本塁打なしと本領発揮とはいかなかった。その鬱憤を晴らすかのように、今夏は5試合で19打数10安打2本塁打5打点(打率5割2分6厘)と打ちまくった。特に準々決勝の相模原戦では2点ビハインドの9回裏に同点2ランを放つ勝負強さを発揮し、チームのサヨナラ勝ちにつなげた。

明秀日立:増田陸(内野手)

(●茨城大会準々決勝 土浦日大 3対8)

 攻守にスピードあふれるプレーがプロから注目されているショート。3回戦まで進んだ今春のセンバツでは打率3割3分3厘と巧打ぶりを発揮した。今夏は2回戦・岩瀬日大戦、3回戦・常磐大戦で2試合連続猛打賞を放つなど4試合で13打数8安打、打率6割1分5厘と大暴れ。2本塁打で長打があるところもアピールした。

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