華丸さんのお悩みを360°映像で解決! 手首の動きを抑えて『2度打ち』克服

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【写真:築田純】

 都内某所にある収録スタジオに訪れた、お笑い芸人・博多華丸さん。カメラ総数98台でスイングを解析する「360°スイング映像」で、ドライバーのお悩みを内藤雄士ツアープロコーチが分析し、解決に繋がった。

 さらに話を聞くと、もっと深刻なお悩みが……。


 ドライバーのお悩みを解決した華丸さん。実はこれよりも深刻な問題はアプローチにあった。「2日に1回くらい、『2度打ち』します」と告白。これには内藤コーチも苦笑い。今度はクラブをウェッジに変えて、再び360度カメラで解析。

 内藤コーチは「バックスイングでクラブがインサイドに上がりすぎ」と問題点を指摘。そのため、すでに振り遅れの兆候が見られるとのこと。華丸さん自身は「もっとアウトサイドに上げているつもりなんですけど……」とイメージとは大きく違った様子で、スイングを丸裸にするカメラの映像によって、問題点が明確になった。

 さらにフォロースルーに入ったときに、振り遅れの帳尻を合わせるように手首を使ってしまう。それにより体の運動量に対し、ヘッドの動きが大きくなってしまい、『2度打ち』が出てしまうと原因が究明された。


『2度打ち』のお悩み解決に内藤コーチのアドバイスは、まずアドレスの際に体をしっかりボールに向けて正面に立つこと。そして手首の形を変えないままバックスイングを行うこと。

 このアドバイスから、華丸さんはすぐに会得し、キレイなアプローチショットを披露! 再び360度カメラで映された姿を見ると、体の動きは変わらないものの、ヘッドの動きが抑えられ、より体と同調したスイングに変化。これによりボールをコントロールしやすく、距離感を合わせられやすいスイングに変わった。華丸さんも「これなら『2度打ち』はないですね」と自分のショットに感心した様子。これでちょっとした事故がなくなると、一安心の表情だった。


 2度打ち防止の心得。バックスイングの際、手首が動きすぎてしまうと、インサイドにクラブヘッドが引かれてしまう。そのため、ヘッドの動きが無駄に大きくなってしまい、体と同調しないことに。それを改善するため、スイング中は手首の形を一切変えずに打つことが大事。華丸さんはバックスイングで左手首が曲がってしまい、フォロースルーでは右手首が伸び切り、手先でショットを作っている状態。これを手首の動きを抑えて、体と同調させた状態でショットすることで、『2度打ち』防止のキレイなスイングに生まれ変わった。
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