「自己ベスト更新」はなんて言う? ランナーのための英会話講座
どのスポーツにでもある「専門用語」。ランニングにも様々なトレーニング法や体のトラブルに関する言葉があり、日本語や英語、そしておそらく他の言語にもランナーの共通語が存在します。そこで今回は、ランナーでなければ滅多に使わないようなマニアックなフレーズを英語で紹介したいと思います。さっそく、テーマ別に見ていきましょう。
今日の練習メニューは?
まずは、ランナー同士で練習メニューについて話すときに使えるフレーズです。
「今日は何をするの?」と聞かれたら……。
I’m going to do pace runs today and cross training tomorrow.
今日はペース走を、明日はクロストレーニングをする予定だよ。
「ペース走」や「クロストレーニング」を、他のトレーニング用語に置き換えることもできます。北欧発祥のファートレック走(fartleks) やLSD (long, slow, distance run)に置き換えることもできます。例えば以下のように。
I’m going to do fartleks today and a long, slow distance run tomorrow.
「今日は何をするの?」と聞かれたら……。
I’m going to do pace runs today and cross training tomorrow.
今日はペース走を、明日はクロストレーニングをする予定だよ。
「ペース走」や「クロストレーニング」を、他のトレーニング用語に置き換えることもできます。北欧発祥のファートレック走(fartleks) やLSD (long, slow, distance run)に置き換えることもできます。例えば以下のように。
I’m going to do fartleks today and a long, slow distance run tomorrow.
自己ベスト更新!
続いては、トレーニングの成果が発揮できたときに使えるフレーズです。自分でトレーニングの計画を立てて、その成果が出たときの達成感はたまらないですよね。
「今回の記録はどうだった?」と聞かれたら……。
Interval training has improved my speed. I broke my personal record this morning!
インターバル・トレーニングのお陰でスピードが速くなったよ。今朝、自己ベストを更新したよ!
ポイントは、自己ベストを[ break:壊す] という言い回しです。自分の限界を崩して新しい記録を作ったというニュアンスです。
「今回の記録はどうだった?」と聞かれたら……。
Interval training has improved my speed. I broke my personal record this morning!
インターバル・トレーニングのお陰でスピードが速くなったよ。今朝、自己ベストを更新したよ!
ポイントは、自己ベストを[ break:壊す] という言い回しです。自分の限界を崩して新しい記録を作ったというニュアンスです。
思わぬハプニングには……。
それでは、トレーニング中に怪我をしてしまったときはどうでしょう?ランナーにとって一番恐ろしいのは、レース前に怪我をしてしまい、思うように走れなくなってしまうことです。
「辛そうだけどどうしたの?大丈夫?」と聞かれたら……。
I rolled my ankles on my trail run. I also got blisters.
トレイルランで足首を捻挫しちゃった。そしてマメもできてしまった。
足首の捻挫は、”I rolled my ankle” の他に、”I sprained my ankle”, “I twisted my ankle”という言い回しもあります。不安定なコースを走るトレランでは、怪我に注意したいものです。
「辛そうだけどどうしたの?大丈夫?」と聞かれたら……。
I rolled my ankles on my trail run. I also got blisters.
トレイルランで足首を捻挫しちゃった。そしてマメもできてしまった。
足首の捻挫は、”I rolled my ankle” の他に、”I sprained my ankle”, “I twisted my ankle”という言い回しもあります。不安定なコースを走るトレランでは、怪我に注意したいものです。
ランナーに不足しがちなのは?
続いては、長距離ランナーが不足しがちな電解質についてです。たくさん汗をかいたにも関わらず、真水で水分補給をしてしまい、電解質バランスが崩れてしまった……という経験はありませんか?
そこで、「長距離トレーンング時の塩分補給はどうしてるの?」と聞かれたら……。
I love these electrolyte tablets because they prevent my headaches.
この電解質タブレット、頭痛を予防してくれるから大好きなんだ。
この文章を使って別のアイテム、例えば梅干し(pickled plums)について話すこともできます。
そこで、「長距離トレーンング時の塩分補給はどうしてるの?」と聞かれたら……。
I love these electrolyte tablets because they prevent my headaches.
この電解質タブレット、頭痛を予防してくれるから大好きなんだ。
この文章を使って別のアイテム、例えば梅干し(pickled plums)について話すこともできます。
悪い癖なんです
さて、最後は独特な言い回しを使ってみましょう。トレーニングでついついやってしまう、悪い習慣についてです。本当はラン前後のストレッチやエクササイズが大切だと分かってはいても、時間が無いとつい省略してしまう、なんてことはありませんか?
そこで、「最近トレーンングはどう?」と聞かれたら……。
I have been putting more miles in this week, but slacking off on stretching.
今週は、たくさん距離は稼いでいるんだけど、ストレッチはサボってしまっているんだ。
アメリカではキロメートルではなく、マイルを使って距離を表します。なので、put more miles inという言い回し(距離をかせぐという意味合い)はアメリカ独特の言い方になります。オーストラリアやイギリスでは使いません。また、”slack off” とはサボるという意味です。
そこで、「最近トレーンングはどう?」と聞かれたら……。
I have been putting more miles in this week, but slacking off on stretching.
今週は、たくさん距離は稼いでいるんだけど、ストレッチはサボってしまっているんだ。
アメリカではキロメートルではなく、マイルを使って距離を表します。なので、put more miles inという言い回し(距離をかせぐという意味合い)はアメリカ独特の言い方になります。オーストラリアやイギリスでは使いません。また、”slack off” とはサボるという意味です。
以上、ランナーによる、ランナーのための英会話でした。普通の英会話とはすこし違った例文を楽しんでいただけたでしょうか?
日本語と同じように、英語にもたくさんのランニング用語が存在します。日本で外国の方と一緒に走ったり、仲間同士で使ってみたり、英語のランニングサイトを読んだりするときの参考にしてみてくださいね。
Good luck and have fun!
日本語と同じように、英語にもたくさんのランニング用語が存在します。日本で外国の方と一緒に走ったり、仲間同士で使ってみたり、英語のランニングサイトを読んだりするときの参考にしてみてくださいね。
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