侍ジャパンが新ユニホームをお披露目 コンセプトは「選手とファンをつなぐ」
デザインモチーフは“日本の伝統美”
新ユニホームはデザインモチーフに日本の伝統美を取り入れた「ファンと選手をつなぐユニホーム」がコンセプト。古来、侍が戦に勝ちをもたらすとして甲冑を染め上げた「青褐色(あおかちいろ)」、神聖と清浄無垢の象徴である「真白(ましろ)」、日の丸の赤である「紅色(くれないいろ)」、優美さと力強さの象徴「黄金色(こがねいろ)」と、4色の日本の伝統色を採用している。
ユニホームのストライプ部分は、無数につながった小さな輪で表現。これは日本の伝統的な縞模様のひとつである「輪つなぎ」を取り入れたもので、色違いの無数の輪がつくり出すつながりは、ファンと選手の間にある限りない想いのつながりを象徴している。
日の丸への想い語る筒香と鈴木誠也
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今年3月のWBCで日の丸を背負って世界と戦った筒香と鈴木。4年後の東京五輪に向けて、筒香は「今はシーズン中なので深くは考えられないけど、この日の丸を背負って侍ジャパンのユニホームを着て戦えるのは光栄なこと。そのような機会があれば、そこに選ばれるようにがんばりたい」と日の丸への思いを語った。また、「子どものころからジャパンのユニホームに憧れてきた。子どもたちの夢や目標の選手になりたい」と力強いコメント。鈴木は「すごい緊張感、球場の雰囲気を味わえた」とWBCを振り返ると、「悔しい思いをしているので、まずはこのユニホームを着て試合ができるようにシーズンでしっかりと結果を出したい」と意気込んだ。