【UFC】日本人最年少デビュー 井上、いざ出陣! 「姉に似て攻撃を当てさせないんです」

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「UFC参戦以来、調子は一番いい」と明かす五味

絶好調だと語る五味 【Zuffa LLC】

 五味隆典は2016年7月に行われた「UFC 200」以来、およそ1年ぶりの出陣となる。

 現在のコンディションについて五味は「UFCに参戦以来、一番調子はいいです! 打撃練習ではラッシュを増やして瞬発力を上げる練習を中心にやっています」と語っている。ジムを移転したこと、「UFCファイトナイト・ジャパン」の開催が決まったことも、練習の一層の充実につながっているようだ。

「今年はラストスパートのつもりで試合に挑みます」と明かす“火の玉ボーイ”こと五味は対戦相手のタックについて、「特に研究はしていませんが、グアムを代表して試合に挑んでくるはずなので、気持ちで負けないつもりです」と述べている。

 昨年の大みそかに敢行した他流試合もいい刺激になったと語る五味、「あれからまた格闘技が楽しいと感じられるようになりました。UFCでもあきらめずに試合を楽しみたいです! 勝敗にこだわらず自分らしい試合をしていきます! そして最後には(コナー・)マクレガー選手と戦ってみたいですね」と気勢を上げている。

 五味らしいスカ勝ちが久々に見られそうな予感だ。

憂流迦に3日会わざれば刮目して見よ

拠点を米国に移し、必勝を誓う佐々木 【Zuffa LLC】

 3月末に本拠地をニューヨークに移した佐々木憂流迦。

「アルティメットジムというムエタイを主にしているジムを拠点として練習しています。特にがんばっているのはストライキングですが、(隣州の)ニュージャージーにMMAや寝技の練習に行ったりもしています」というのが現在の練習環境なのだそうだ。

 現地での生活については、「ニューヨークという街は住みやすいという印象が強いです。異文化の食材やスーパーがたくさんありますし、欲しいものは近い範囲でそろいます。それと、洋服が好きなので、毎日サンプルセールなどやっているのがかなり気に入ってます(笑)」と、ニューヨーク暮らしをすっかり満喫しているようだ。

 対戦相手のスコギンズについては「打撃が危険な選手。グラップリングもできる、かなりいい選手だという印象です」と分析しつつ、今回もいつもと変わらず、「素晴らしいパフォーマンスで試合に勝ち、自分の心にもファンの心にも残る“作品”のような試合」を心がけているとコメントしている。

 日本のファンに向けて「いつも応援を本当にありがとうございます! 苦しい時やつらい時も皆さんの応援が励みになり、がんばっています! シンガポールでは厳しい闘いが待っていると思いますが、尽力して勝ちにいくので、応援よろしくお願いいたします!」とメッセージを送ってくれた佐々木、海外武者修行で一層成長したその勇姿を刮目(かつもく)しよう。

(文 高橋テツヤ)

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