【ドラディション】藤波デビュー45周年を猪木、前田らが祝福 長州、ベイダーら往年のライバルたちと熱戦
LEONAはドラゲー新井に勝利し父親の記念大会に華
藤波の長男・LEONAはドラゲー新井との一騎打ちに勝利し父親の記念大会に華を添えた 【写真:SHUHEI YOKOTA】
LEONAはまだ立教大学生だった5年前の同日・同所で行われた藤波の40周年記念興行で、「プロレスラーになりたい」と父に電撃直訴。「足を震わせながら父親に初めて思いを伝えた、自分にとって人生を変えた日」には、藤波から即答を得られなかったものの、その熱意で父を動かし、イギリス遠征などを経て、13年11月にデビュー。昨年10.29後楽園大会では、デビュー前のエキシビションマッチの相手も務めてもらった蓮見隆太からシングル初勝利を挙げていた。
【写真:SHUHEI YOKOTA】
ベテラン相手に結果を出したLEONAは、逆転勝利に「そこにチャンスがあることに気づけるようになった。船木(誠勝)さんに蹴飛ばされたり、頭から落とされた、あの頃の自分にはできなかった」と、3年半前のデビュー戦を振り返りつつ、「5年前にプロレスラーを志した時から、大学も卒業し、環境も変わった」と、“プロレスラー”としての責任感を噛み締めた。デビュー45周年を迎えた藤波に対しては「親子とか関係なく、僕の憧れの藤波辰爾を祝福したい」と、息子ではなくいちファンとしてお祝いした。
元DKコンビが元UWFインターコンビに勝利
【写真:SHUHEI YOKOTA】
藤原組長とカブキのタッグに聖地興奮
【写真:SHUHEI YOKOTA】
かつて“昭和のテロリスト”として全国の新日本ファンに衝撃を与えた藤原と、“東洋の神秘”として一大ブームを起こしたカブキ。そして、98年に新日本で新設されたIWGPジュニアタッグ王座の初代王者コンビとなった大谷と高岩。彼らの活躍と成長を見守ってきた観客は、おなじみの技が出るたび狂喜乱舞した。
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