【新日本プロレス】波乱続くNJC 石井がオメガを倒し2回戦進出 柴田は因縁みのるとの“壮絶マッチ”制す

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13年ぶりのシングル対決は柴田に軍配

約13年ぶりとなるみのるとのシングル対決を制した柴田 【写真:SHUHEI YOKOTA】

 セミファイナルでは、激しい挑発を続けてきた柴田勝頼と鈴木みのるが約13年ぶりの一騎打ち。みのるは柴田の入場中から臨戦態勢。リングに居座るタイチには「タイチは帰れ」コール。

 ますは腕の取り合いの静かな立ち上がり。ともにクリーンブレークと思いきや、柴田が顔面蹴りで一気に火がつきエルボー合戦へ。みのるがヒザ蹴りからのサッカーボールキック、柴田のハイキックはお互い間一髪かわす。お互いに背中にサッカーボールキック、柴田が足4の字固め。顔面蹴り、ストンピング、エルボー。エプロンのみのるがぶら下がり腕十字で捕獲。

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 場外ではセコンドのタイチがストンピング。みのるは柴田を客席に連れ出しイス攻撃。コーナーでの激しいエルボー合戦に打ち勝った柴田が低空串刺しドロップキック、フロントネックチャンスリー。コブラツイストから卍固めもみのるは脱出。今度はみのるの卍固めが決まり、柴田はロープエスケープ。さらに強烈なチョップで倒すと舌を出し、一本足ヘッドバット。 

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 柴田は「来いよオラ!」と挑発しエルボー合戦。みのるがスリーパー、ゴッチ式パイルドライバーは柴田がこらえ武者返し、ジャーマン、PKはみのるがかわす。スリーパーの攻防から柴田がデスバレーボム、張り手、PKで3カウントを奪い、因縁対決にケリをつけた。

SANADAがYOSHI−HASHI撃破

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 かつて同時に新日本の入門テストを受け、YOSHI−HASHIが合格、SANADAは不合格という結果に終わった両者が初のシングル対決。執ようにSkull Endを狙うSANADAに、YOSHI−HASHIはバタフライロックで対抗。

 YOSHI−HASHIのスワントーンボムはSANADAがヒザ剣山。YOSHI−HASHIのバタフライロックを一度はエスケープするが、リング中央で再びバタフライロックで捕獲。SANADAはなんとかエスケープ。
 YOSHI−HASHIがランニングニー、スワントーンボム。カルマをこらえたSANADAがSkull End。最後はセカンドロープからムーンサルト式にSkull Endで捕らえギブアップ勝ち。SANADAが2回戦進出を決めた。

ジュース・ロビンソンが2回戦進出

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 裕二郎とジュース・ロビンソンの対戦は初出場のジュースが2回戦進出を決めた。セクシーバニーガールを従えて入場した裕二郎は、バニーパワーを受けマイアミシャイン、東京ピンプスと大技を連発。しかし、フィニッシュを狙ったピンプジュースはジュースが阻止。ジュースはトラースキックをかわすと、左ストレート、レフトハンドラリアット、パワーボム。最後はパルプフリクションで完ぺき3カウントを奪った。

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