内田雅之会長に聞く“新生ノア”の未来「戻るべき場所は日本武道館」

スポーツナビ

ノアが戻るべき場所は日本武道館

ノアを背負ったからこそ、目指すところは日本武道館。そのためにも日々の興行をコツコツ積み重ねていく 【スポーツナビ】

――今後、団体としてはどんなところを目指していくという計画はありますか?

 プロレスリング・ノアの看板を背負ったからには、やはり戻るべき場所は日本武道館だと思っています。いつまでということを明言はできませんが、いつでも武道館でやれるぞという状態には持っていきたいですね。

 そのためには日々の興行をコツコツと積み重ねていくこと。昨日の大会より10人増やし、その次の日にはさらに10人増やすと、コツコツ続けていくしかないと思っています。ドカンと花火を打ってもしょうがないので。

――コツコツ集客を昔の程度に戻していくという感じですね。

 確かに増やすというよりも、戻すという感じですね。もちろん戻すことも大変です。戻す過程の中で、選手たちは進化を続けないといけわけですので、そこは重要なところだと思っています。

――新しいものを取り入れるという中で、ほかの団体の選手がノアのリングに上がりたいというアピールがあった場合は、そこは門を開けておく?

 一度もクローズにしたことはないですね。いろいろな条件さえあえば問題ないと思っています。

――それこそ中嶋選手が、全日本プロレスの現三冠王者・宮原健斗選手と試合をしたいとアピールしたら?

 全然いいんじゃないですか。もちろん王者同士だと会社として越えないといけないハードルもたくさんありますけど、それは別にしても、ノアの選手が挑戦したいなら、すればいいと思います。

――外からの敵がきても、揺るがないノアを作っていくことが、新生ノアの目標なんですね。

 その通りだと思います。
■プロレスリング・ノア「GREAT VOYAGE 2017 in YOKOHAMA」
3月12日(日)横浜文化体育館 開場15:00 試合開始16:00


<GHCヘビー級選手権試合>
[第28代選手権者]中嶋勝彦
[挑戦者]潮崎豪

<GHCタッグ王座決定戦>
マサ北宮、モハメド ヨネ
杉浦貴、拳王

<スペシャルタッグマッチ>
丸藤正道、武藤敬司
ムース、KAZMA SAKAMOTO

<シングルマッチ>
小峠篤司
エディ・エドワーズ

<シングルマッチ>
清宮海斗
ジェームズ・ストーム

<GHCジュニア・ヘビー級選手権試合>
[第33代選手権者]大原はじめ
[挑戦者]熊野準

<GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合>
[第30代選手権者]石森太二、Hi69
[挑戦者]原田大輔、タダスケ

<6人タッグマッチ>
齋藤彰俊、小川良成、マイバッハ谷口
HAYATA、YO-HEY、藤原ライオン

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