香港国際競走は日本馬を狙え! 最強布陣の13頭、あるぞ上位独占

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モーリス、エイシンヒカリで上位独占も

昨年の香港マイルを快勝したモーリス(手前)、今年は香港カップ制覇を狙う 【Getty Images】

 メーンの香港カップには今年の天皇賞・秋を制したモーリスが参戦。昨年は香港マイルで圧倒的な強さを見せ付けたが、その底知れぬ能力は2000メートルでも変わらないことを、前走の天皇賞・秋で証明してみせた。鞍上には再び世界の名手ライアン・ムーア。ここが引退レースでもあるだけに、勝って有終の美を飾りたいところだ。

 一方、逆襲に燃えるのが昨年の香港カップ覇者でもあるエイシンヒカリだ。前走の天皇賞・秋は12着に敗れ、「レースでの折り合いはつきすぎるくらいついていた。ゲートでもおとなしかったし、あれだけ折り合えたから、いい感じだなと思ったんだけど……。難しいですね、この馬は難しい」と武豊。天才ジョッキーすら手の内に収めきれない部分があるクセ馬だが、能力を最大限に出し切ったときの強さは、その昨年の香港カップ、今年の仏G1イスパーン賞の大差勝ちで実証済み。イスパーン賞でマークしたレーティング129ポンドはモーリスの124を上回る世界4位であるように、まともに能力を発揮すればアッサリの2連覇があって何も不思議はない。こちらもここが引退レース。モーリスとの一騎打ちを制し勝利で花道を飾りたい。

 ほか、GI・2勝馬のラブリーデイ、今年のエリザベス女王杯馬・クイーンズリング、昨年の天皇賞・秋2着で今年も3着に突っ込んだステファノスの大挙5頭が参戦。日本馬による上位独占も狙える過去最強布陣だ。

実績のロゴタイプ、勢いのネオ&サトノ

今年の安田記念馬ロゴタイプ、得意のマイペース戦法で3つ目のビッグタイトルを目指す 【写真:中原義史】

 香港マイルには3頭がスタンバイ。総大将は皐月賞、安田記念の2つのGIタイトルを持つロゴタイプだ。13年の皐月賞1着後、低迷が続いていたが、今年の安田記念で3年ぶりのGI勝利をつかみ大復活。この秋は毎日王冠8着、天皇賞・秋5着と不完全燃焼に終わっているが、走りごろの休み明け3走目。すんなりマイペース先行を決められれば香港で3つ目のビッグタイトル奪取も不可能ではない。

 いや、実績なら上記のロゴタイプだが、勢いと充実度を考えればむしろ、以下の2頭を狙う手が吉かもしれない。ネオリアリズムは2走前の札幌記念でモーリスを破り、前走のマイルCSでも不利を受けながら3着。もう1頭のサトノアラジンも2走前のスワンSを快勝し、前走のマイルCSではネオリアリズム以上に大きな不利を受けながら5着に踏ん張った。2頭とも不利がなければ際どい勝負になっていたはずで、この悔しさを香港で晴らしたいところだろう。

春秋スプリント王者2騎が行く

 一方、香港スプリントは2頭の参戦だが、馬のレベル・実績を考えればマイル以上に期待が持てるかもしれない。と言うのも、春、秋それぞれの国内スプリント王者が顔をそろえたからだ。

今年の高松宮記念馬ビッグアーサー、自慢のスピードと自在脚は世界でも通用するはずだ(写真は今年のスプリンターズS) 【写真:中原義史】

 高松宮記念を制した春のチャンピオン、ビッグアーサーは今年ついに才能が完全開花。一級品のスピードを持ち、先行・差し自在の脚質。前走のスプリンターズSは勝負どころの直線で進路がふさがり不完全燃焼の12着に終わったが、スムーズに競馬をすれば例え世界の強豪が相手でも大崩れは考えづらい。再び日本のスプリントホースのレベルの高さを証明するときが来た。

 そのビッグアーサーに代わって秋のチャンピオンとなったのがレッドファルクス。こちらはファルクス(ラテン語で鎌の意味)の名前どおり、一撃必殺の末脚が大きな武器だ。スピード自慢の香港馬や外国馬が前半のペースを飛ばすようなら、スプリンターズSの再現となる大外一気の差しが決まっていい。

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