香港国際競走は日本馬を狙え! 最強布陣の13頭、あるぞ上位独占
一発大穴を狙うならココ!
サトノクラウンは昨年のダービー3着馬で今年2月には京都記念を快勝。成績にはムラがあるが、それだけハマればGI級の脚力を発揮する証拠でもある。休み明けの天皇賞・秋を叩いての2走目。大きな上積みは間違いない。
前走の米G3で復活勝利を遂げたオークス馬ヌーヴォレコルト、強豪牡馬相手でも一発の可能性は十分(写真は2014年オークス) 【写真:中原義史】
最後に同じく牝馬のスマートレイアー。おそらくファンが一番驚いたのがこの馬のヴァーズ参戦。と言うのも、1800メートル前後を得意距離しており、2400メートルの経験はなく、昨年・一昨年に出走した2200メートルのエリザベス女王杯でも距離の限界が感じられるようなレースぶりだった。ところがここに来て陣営が参戦を決めたということは、好勝負の手応えがあるということだろう。競馬の世界では年齢を経ることで長い距離にも対応できるようになることはよくある話。大穴候補として注視しておきたい。
日本と香港、競馬の醍醐味を味わおう!
香港ヴァーズ連覇を狙い、ハイランドリールが参戦予定 【Getty Images】
これだけのメンバーのレースがその日のうちに次々と見ることができるというのだから、これはもう競馬ファンにとってはたまらない1日になる。
そのうえ、繰り返すが、この4レースの馬券が日本にいながらにして購入可能。これまでに発売された海外レース、特になじみの薄い海外馬が多数を占めたメルボルンカップ、ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフとは違い、日本馬・海外馬ともによく知った馬たちが出馬表に連なっているのだから、馬券の腕の見せ所でもある。
発走時間も香港ヴァーズが日本時間15時(第4レース)、香港スプリントが同15時40分(第5レース)、香港マイルが同16時50分(第7レース)、香港カップが同17時30分(第8レース)と、JRAのレースとほぼ同時進行。JRAのレースを買って、香港のレースを買ってと大忙しになりそうだが、その分、楽しみも2倍。競馬ファンの皆さんにはぜひ、12月11日は日本と香港のビッグレースを大いに堪能していただきたい。
12月11日は日本と香港のビッグレースを同時に楽しもう! 【Getty Images】