ノースフライトの孫娘ハナレイムーン 名マイラーの血を引く期待馬の★評価は?

競馬専門紙「優馬」

後続は成す術なし サーベラージュ

11/19(日) 東京5R 2歳新馬 芝1800m
サーベラージュ 牡 馬体重:490kg
★★★★★ 5点〔1600万クラス〕
騎手:R.ムーア 厩舎:(美) 堀
生産:追分ファーム
馬主:G1レーシング
父:ヴィクトワールピサ
母:アスペンアベニュー(トワイニング)

14頭立ての12番枠と外目からのスタートだったが、スッと前にいって2番手からの競馬。直線入口では持ったまま先頭に立ち、仕掛けられるとしっかりと反応して1F11秒1のラップを刻んでみせた。稍重で少し力の要る馬場も味方したが、後続を寄せ付けない勝ちっぷりは見所十分。様々な条件に対応できる万能タイプだ。

■馬体診断
490キロという馬体以上に大きく見せてパドックを周回。流石にキッチリと仕上げ切ってはいなかったのか、腹回りなどにはまだ緩さを残していた。追切りでも遅れていた辺り、次戦以降の上積みに期待ができるだろう。スナップの利いた軽い脚取りで一瞬の切れ味もあり、小回りにも対応できるはず。力の要る馬場は問題ないが、できれば良馬場の方が持ち味を生かせる。

■血統診断
母は未勝利だったが、本馬のいとこにレジネッタ(桜花賞)がいる血統。中央で勝ち上がった兄2頭は、芝・ダートのコース適性はバラバラも距離適性は中距離だった。父ヴィクトワールピサは昨年デビューした初年度産駒から、いきなり桜花賞勝ち馬ジュエラーを出した。母父トワイニングはややダート色が強いものの、芝・ダート兼用種牡馬でマイル前後が産駒の守備範囲。イメージとしては同じ堀厩舎でネオユニヴァースの血が入っているネオリアリズム(マイルCS3着、札幌記念)に近いか。

馬券の狙い目→東京・中山、ローカルの小回りと条件はそう問わない。やや太目だった馬体が絞れているかが、次戦以降のポイント。

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