2強に挑む武豊ヌーヴォ、大外攻略が鍵 BCフィリー&メアターフ有力馬を解説
ヌーヴォレコルトとクイーンズトラストは名手のマジックに期待
武豊とともに挑戦するヌーヴォレコルト、大外攻略が好走の鍵になる 【Photo by Kazuhiro Kuramoto】
2頭出しは人気薄から? 力量確かなシーカリシ
ヌーヴォレコルトと人気で並ぶキャッチアグリンプスは、今年のベルモントオークス招待Sの勝ち馬で、昨年はBCジュベナイルフィリーズターフでも優勝。その戦歴はレディイーライの後を追うかのようだが、前走は先手を奪うも直線早々に失速して自己最低の7着に終わっている。今回は前述のプリティパーフェクトや、このサンタアニタパークが地元のアベンジらとの兼ね合いが課題だ。オブライエン師はベルモントオークス招待Sでクールモアが2番手追走から跳ね返され、BCジュベナイルフィリーズターフでもアリススプリングスが2着。管理馬がキャッチアグリンプスに連敗しており、ここで楽をさせてもらえるか。
この他では前走でG1E.P.テイラーSを制し、立ち回りの巧さがあるアルズギャルも注目の1頭。また、人気薄だがペルー芝女王の肩書きを持ち、日本では「トーセン」の冠名で知られる島川隆哉氏が所有するライアンズチャームも気になる存在だ。