レアードに危機感はあるか?次はこれだ! カネシゲタカシの『ぷぷぷぷプロ野球』

カネシゲタカシ

ラーメン湯切りポーズ

【イラスト:カネシゲタカシ】

 札幌といえばラーメン激戦区。ていうか日本の都市部でラーメン激戦区じゃない場所などないと言えるほど、すっかり国民食となったラーメン。これはぜひパフォーマンスに取り入れるべきでしょう。

生キャラメルのポーズ

【イラスト:カネシゲタカシ】

 何年か前、一世を風靡(ふうび)した北海道「花畑牧場」の生キャラメル。その経営者をリスペクトするパフォーマンス。早い話が田中義剛氏のマネですね。

「やきとり」のつもりが豚だったので…

【イラスト:カネシゲタカシ】

 室蘭市周辺では“やきとり”といえば豚肉であることが常識なんだとか。そこで“やきとり”を焼いているつもりが、よく見たら豚肉だったのでびっくりのポーズ、いや“びっくりのポーク”を考案しました。

 いわば「焼き鳥ポーズ」のご当地バージョン。地域密着を目指し「北海道179市町村応援大使」も企画する日本ハムにはピッタリでしょう。

世田谷自然食品のポーズ

【イラスト:カネシゲタカシ】

 野球中継でしょっちゅう見かけた「世田谷自然食品」のおみそ汁のCM。一流を極めた料理人がちょっと涙目で感動する様子。これも立派なグルメ系パフォーマンスと言えるでしょう。

 幸いなことに髪型がそっくりなので、レアードならすぐに対応可能です。

昨日もまた飲んだ人のポーズ

【イラスト:カネシゲタカシ】

 そして野球CM界の主砲といえば「昨日もまた飲みましたね」でおなじみ、「しじみ習慣」をおいて他にありません。ええ、もう口に入れるものなら何だってグルメ系パフォーマンスです。

 CMには数多くのバージョンがありますが、なかでも強いインパクトを残すのは「ひとつだけ? あ、ふた箱、ふた箱!?」のお兄さん。なぜ自ら誘っておいて驚くのか。まるでふた箱もらえることを知っていたかのようなリアクション。どうしてこれがOKテイクだったのか、CM監督を問い詰めたいところ。

 ほかにも「カラカラでチャポチャポしてるポーズ」「得意先いかなあかんポーズ」「われわれの世代はいいって知っているポーズ」など、しじみ習慣だけで取れ高がすごい。

世田谷自然食品のポーズ・リターンズ

【イラスト:カネシゲタカシ】

これはフェイント! “顔の濃さが山村紅葉とちょうどイコールなほう”の和食料理人が「しじみ」を挟んで登場です。

「世田谷、しじみ、世田谷」の継投策は「遠山、葛西、遠山」に匹敵する奇襲攻撃。すごいぜ、レアード。 やったぜ、レアード!

   ※   ※   ※

 他にも「疑り深いやくみつるさんが認めるポーズ」、「70代になってもハイヒールで踊りたい中尾ミエさんのポーズ」などがあります。

 ほんと健康って、素晴らしいですよね。

※次回の「ぷぷぷぷプロ野球」は11月15日掲載の予定です。

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著者プロフィール

1975年生まれの漫画家・コラムニスト。大阪府出身。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にてデビュー。現在は『週刊アサヒ芸能』(徳間書店)等に連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど活動範囲を拡大中。元よしもと芸人。著書・共著は『みんなの あるあるプロ野球』(講談社)、『野球大喜利 ザ・グレート』(徳間書店)、『ベイスたん』(KADOKAWA)など。

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