日本人ランナー向けサービスも充実 初めてのシドニーマラソンを採点

南井正弘

【Photographed by Vibtah Sailer】

オセアニアのレースに初めて参加

 これまでニューヨークシティマラソンに2回、ロサンゼルスマラソンに2回、ポートランドマラソンに2回、ホノルルハーフマラソンハパルアに2回、グアム ココロードレースに5回、メドックマラソンに1回、マカオマラソンに1回etc.

 アメリカ本土、太平洋地域、アジア、ヨーロッパと計20回以上の海外ロードレースに参加してきたが、アフリカとオセアニアのレースには参加していなかった。アフリカは各種ハードルが高いから現実的ではない部分もあるが、オーストラリアやニュージーランドのように日本人観光客の間で人気の高い地のレースに参加してこなかったのは不思議といえば不思議だった。

 特にゴールドコーストマラソンは日本人ランナーの比率も高いので。そんななか9月18日に行われたシドニーマラソンに参加してきた。海外渡航は200回を超えているものの、オーストラリアに行くのは1990年の12月にシドニーと高級リゾートとして現地では著名だったヘイマン島へ当時勤務していたリーボックのプロダクトミーティングに出席するために訪れて以来26年ぶり二度目。ちなみにこのシドニーマラソンの正式名称は「BLACKMORES SYDNEY RUNNING FESTIVAL」で、冠スポンサーのBLACKMORESはオーストラリアで最も信頼の高いといわれているサプリメントメーカーで、日本でいうとDHCやファンケルのような存在になるだろうか。シドニーランニングフェスティバルはフルマラソンのほかにハーフマラソン、ブリッジラン(約9km)、そしてファミリーファンラン(約3.9km)が用意されている。

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著者プロフィール

フリージャーナリスト。1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツブランドのプロダクト担当として10年勤務後、ライターに転身。スポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズを得意分野とし、『フイナム』『日経トレンディネット』『グッズプレス』『モノマガジン』をはじめとしたウェブ媒体、雑誌で執筆活動を行う。ほぼ毎日のランニングを欠かさず、ランニングギアに特化したムック『Runners Pulse』の編集長も務める

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