東北と横浜が1回戦で激突! 第98回全国高校野球選手権組み合わせ
第4日・8月10日
埼玉大会で6試合37イニングを投げて無失点の高橋昂也(花咲徳栄) 【写真は共同】
第2試合の京都翔英(京都)は、プロ注目捕手・石原彪を擁し、京都大会で打線が好調だった。浜屋将太、畠中優大の両左腕がいる樟南(鹿児島)にどう挑むか。
埼玉大会6試合37イニングで失点0だった高橋昂也のいる花咲徳栄(埼玉)が第4試合で初出場の大曲工(秋田)と対戦。高橋以外にも綱脇慧、本多和樹らが控え、今大会の優勝候補に挙がっている。
第5日・8月11日
第2試合の富山第一(富山)と中越(新潟)は北信越勢同士の対決。お互い手の内はよく知っているはずで、好ゲームが期待できそうだ。
第3試合の嘉手納(沖縄)対前橋育英(群馬)から2回戦に入る。
第6日・8月12日
第2試合の北海(南北海道)は、エースで主将の大西健斗が大黒柱。昨夏の開幕戦で鹿児島実(鹿児島)に大敗した悔しさを晴らしたい。
第4試合の秀岳館(熊本)と常葉菊川(静岡)はともに打力に自信を持つ。秀岳館の捕手・九鬼隆平が、常葉菊川の1番・栗原健をどう抑えるかに注目だ。
松山聖陵(愛媛)のアドゥワ誠、作新学院(栃木)の今井達也といった将来が楽しみな右腕もここの日に登場する。
第7日・8月13日
49代表校で最後に登場する創志学園(岡山)は、岡山大会で154キロを計測したエース・高田萌生がどんな調整をしてくるか。初日の3試合の勝者のいずれかが相手になることが決まっており、じっくりと研究できる強みを発揮したいところだ。
今年も各チーム2試合目以降はその都度抽選でカードが決まっていく。指揮官にとっては先を読んだ戦いができないが、これが夏の選手権の魅力。2回戦、3回戦でどんな対戦カードになるか楽しみだ。