香川真司「今日は一つ大きなゴール」 キリンカップ ブルガリア戦後選手談話

スポーツナビ

宇佐美貴史(ガンバ大阪)

「リラックスしてコースを狙えた」と得点シーンを振り返った宇佐美(左から2人目) 【写真は共同】

「リラックスしてコースを狙えた」

(突然の出場となったが)気持ちはありましたけれど、体の準備はまだできていなかったです。前半の残りの時間で意図的に上げながら、後半への準備も含めてという感じでプレーしました。

(久々のゴールだが)入る時はああいうものというか、リラックスしてコースを狙えたという感じだったので、ああいうのがしっかりできるようにしたいです。(守備でもいいプレーがあったが)ああいうところはガンバでも求められていますし、しっかりああいう守備ができるようになってきているので、それが必然的に代表でも出たかなと思います。

(チーム全体の出来は)前半から見ていても、あまりやられる相手ではないなと思っていましたので、2失点はちょっと悔やまれます。(PKの場面で監督は宇佐美を指名していたが)僕が蹴れと言われていましたけれど、ああいう時間帯に(浅野)拓磨が取ったPKでしたし、ああいうスコアで僕が蹴ることはないと思っていましたので、かたくなに僕は蹴らずに。(PKスポットに)行っちゃうと僕が蹴る流れになってしまうと思ったので、行かずに拓磨に蹴らせました。中(ベンチ)でも拓磨がいけという声が出ていましたし、途中から拓磨がいくという感じになったので。

清武弘嗣(ハノーファー/ドイツ)

試合を終えて、「今日はすごく気合が入っていた」とコメントした清武(13番) 【写真は共同】

「今日はすごく気合いが入っていた」

 試合に入る前からすごく気合が入っていました。(左サイドで出場したが)久々にやって、すごく疲れました。運動量がすごく多かったので。トップ下と違う感覚を味わいましたし、いい感覚でできたかなと思います。あとは1試合通して、70分間でゴールがほしかったかなと思います。

(ダイレクトでのパスが効果的だったが)練習から監督が言っていますが、少し意識し過ぎたかなというシーンもあったし、それがうまくハマッたシーンもありました。時間帯によってはもうちょっとボールを持っても良かったなと思いますが、全員がトライしたことはポジティブに捉えていいと思います。次の試合で、今回ダイレクトでミスしたところをもっと工夫しようと思います。バリエーションができるというところでチャレンジして、また修正すればいいと思います。

(香川とのコンビネーションは)お互いトップ下の選手なので、すごく考え方が似ていますし、同じ意識でやっています。試合に入る前からずっと2人で話していたので、今日の流れはよかったと思います。(手応えは)アピールというよりは、やらないといけないという立ち位置だと思います。いつまでもアピールというよりは、自分が引っ張っていかないといけない年齢だし、そういう意味では今日はすごく気合いが入っていました。

長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)

「ポジティブな面、ネガティブな面の両方が出た」

(手応えは)早い時間に先制点を取れたので、ゲームを自分たちのペースで運べたと思います。攻撃陣は非常にいい場面がいくつも見られました。一方、守備では失点含め、危ない場面も失点以外にも多少あった。ブロックを作れている部分はあるかもしれないですけれど、そこでしっかりと人にいけてないところもあったし、修正するところはあると思います。

(左右にサイドチェンジのパスを出して大きな展開から起点を作っていた)今日は相手のサイドが空くということで、サイドチェンジを心掛けていました。そこの部分は良かったかなと思うんですけれど、それ以外の縦に入れるボールとか、ダイレクトでのプレーとか、そういうものは少しできたかなとは思います。

(本田のいない攻撃陣をどう回そうと心がけた?)それぞれの特徴があると思うので、そこをできるだけ生かせたらと思いました。キヨとか真司、オカちゃんなんかも非常に素晴らしいプレーをしてくれたと思いますし、悠もすごくいい動き出しをしていた。僕も2〜3回出せたかなと、彼が裏に抜けた時にね。彼の特徴をもう少し使ってあげたかったなという部分では個人的には反省しています。

(収穫と課題を含めて次に向けては)ポジティブな面、ネガティブな面、両方出たと思います。総合的に見て今日は素晴らしいゲームをしたと思っていいと思うし、反省するところは反省するでビデオを見たりしてやらなければいけないと思います。今日は前の選手もメンバーが変わっている中で、攻撃ですごくいい場面が見られたので、それはポジティブに捉えていいと思います。

遠藤航(浦和レッズ)

「もうちょっと自分の良さを出したかった」

 途中から出て、守備でどう貢献するのかというところで、相手もけっこう間延びしていた感じだったので、前にいくべきか、後ろの選手を見るべきなのかちょっとあいまいになってしまったシーンがありました。いいところもありましたけれど、もうちょっと球際でシンプルに自分の良さを出さないといけなかったと思います。

(失点シーンについて)シンプルにもっと寄せないとダメだし、最後滑るか、切り返しもあるというところで悩んでしまった部分があります。最後はいき切らないとダメだと思います。(決めてくるのが欧州のチーム?)カウンターは相手の武器だったので。前半は自分たちのリズムでボールを動かしながら、攻撃で良さを出せていたので相手のカウンターは全然目立ちませんでしたが、ちょっとオープン気味になった時にしっかり守り切らないとダメだなと思います。自分もカバーをするところまではよかったと思いますが。

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