武豊エイシンヒカリ、唯一の心配は馬場 奥野庸介のイスパーン賞展望

JRA-VAN

昨年の仏ダービー馬ニューベイらが相手

 ライバルの序列は、昨年の仏ダービー馬で凱旋門賞でも3着に入ったニューベイ、ドバイシーマクラシック(6着)は末脚不発に終わるも帰国初戦のガネー賞(2100m)を完勝し、中2週で臨むダリヤン、パリ大賞の勝ち馬でジャパンCでも差のない6着に健闘したイラプトの順で続く。

 ほかに米国のブリーダーズCマイルで2着したモンディアリスト、重賞はG3を1勝しただけだが、相手なりの競馬をするシルバーウェーブ、マイルのG2ミュゲ賞を制し好調をアピールしているヴァダモス、そして、年を跨いで3連勝中のマイドリームボードらが脇を固める。

 ニューベイが100%の出来で臨むなら一騎打ちが濃厚だが、陣営の目標はまだ先にある。上位に名前を挙げた馬たちがニューベイに先着しても不思議ではない。

 エイシンヒカリにとって唯一の心配はぐずついている空模様。もし、馬場が悪化するようならニューベイ、モンディアリストが浮上する。騎手の駆け引きも含め、白熱したレースが見られそうだ。

◎エイシンヒカリ
〇ダリヤン
▲ニューベイ
☆イラプト
△シルバーウェーブ
重注モンディアリスト

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