美女3人フルマラソン初挑戦に密着(4) 本番まで3週間、最後の総仕上げへ!
特別ゲストに日本記録保持者・村山紘太選手
男子1万メートル日本記録保持者の村山紘太選手といっしょに練習! 【スポーツナビDo】
これはいわゆる“攻める”ペースではなく、“抑える”ペースのランニング。話ができるくらいの一定のペースで約7キロ走るわけですが、「これまでの練習で張り詰めていた緊張を解きほぐす目的も含まれています」とNRCのMIDORIコーチは説明していました。
しかも、今回はスペシャルゲストとして、男子1万メートルで14年ぶりに日本新記録を樹立した村山紘太選手も参加。トップアスリートと肩を並べて走るなんて、はゆるちゃん、美月ちゃんにとっても素敵な時間となりましたね!
ランニング前はいつものように準備運動から 【スポーツナビDo】
“あえての”1キロ6分ペースに挑戦!
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いや、これがすごく楽しかったみたいです。ランニングの最中、こちらからはまだ姿が見えないところからでも、はゆるちゃん、美月ちゃんの大きな笑い声や話し声が聞こえてきたほど。確かにMIDORIコーチも楽しくリラックスしながら走りましょう、とは言っていたけど、リラックスし過ぎなのでは……ってくらい、楽しそうでした!
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「1キロ6分ペースは初めてだったんですが、疲れなかったですしヒザも痛くなりませんでした。メッチャしゃべりながら走ったのに全然疲れてない(笑)。やっぱり先週までは疲労が溜まっていたのかなと思いますね。今日の感じだったら、フルマラソンでも1キロ6分半でいけそうですし、そのペースだったら5時間を切れるってMIDORIコーチが言っていたので、それくらいを目標タイムにしようかなと思います!」
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「みんながたくさん練習しているのに自分はあまりできていないという劣等感もあって、追い込んでみんなに近づきたい意味も込めて今日は6分で(笑)。あと、普段練習で走っているペースを後で見ると、1キロ5分半から6分なんです。でも、今日もやっぱりヒザが痛くなってきちゃいました。これまで自分が走った最長距離は12、3キロだし、不安で仕方ないです。でも、MIDORIコーチが歩いてもいいって言ってくれましたし、ヒザが痛くなる前に休んで、また走ってを繰り返して最後までゴールしたいと思います!」
2人とも最後の合同練習を終え、またMIDORIコーチからそれぞれアドバイスをもらい、3週間後の本番がイメージできてきた様子です。
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2人ともすごく楽しくランしています! 【スポーツナビDo】
原田ゆか、元気です!
原田ゆか「フルマラソンは“未知の世界”でドキドキ」 【スポーツナビDo】
一時39度あったという熱も今は平熱に下がり、元気いっぱいの笑顔。最後のNRC練習会に参加できなかったのが「すごく悔しい!」と話していましたが、インフルエンザ前にはランニング仲間といっしょに3時間走にもチャレンジし、見事完走。長距離練習もしっかりと積めているようです。
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そして、ゆかちゃんはこんなことも言っていました。
「今回集まった、私を含めた女子3人が同い年で、同じ初マラソン。すごい偶然だけど、すごい奇跡! 2人の存在はすごく力になりますし、マラソンを通じたこの出会いに本当に感謝してるんです」
次回はいよいよ完結編、どんなドラマが……
読者のみなさん、ぜひ結城はゆる、信太美月、原田ゆかの3人に大きな声援を!
(取材・文:森永淳洋/スポーツナビ)