写真で振り返る大相撲この１０年 ２０１１年〜２０１６年
2014年11月場所
白鵬が６日目に高安に敗れるも、それ以外はきっちりと勝利。１４勝１敗で、大鵬に並ぶ歴代最多タイの３２回目の優勝を飾った。
2014年9月場所
この場所は新入幕の逸ノ城が、横綱・鶴竜を破って初土俵から５場所目で金星を獲得するなど話題をさらった。１３日目には１敗同士で並んでいた横綱・白鵬と対戦したが、上手出し投げで敗れた。白鵬は千代の富士と並ぶ史上２位の３１回目の優勝を達成した。
2014年7月場所
関脇・豪栄道が白鵬を破るなど１２勝３敗と大躍進。場所後に大関昇進を決めた。豪栄道、大関・稀勢の里に敗れたものの、１３勝を挙げた白鵬が３０回目の優勝。
2014年5月場所
１１日目で関脇・豪栄道に押し出しで敗れた横綱・白鵬だが、それ以外の１４番で危なげない相撲を披露。１４勝１敗で２９回目の優勝を飾った。なお、新横綱・鶴竜は９勝６敗に終わった。
2014年3月場所
前場所で惜しくも優勝を逃した大関・鶴竜だが、横綱昇進を視野に入れた今場所では日馬富士、白鵬と両横綱を破り、１４勝１敗で初優勝。場所後の横綱審議委員会では満場一致で横綱への昇進が決定した。
2014年1月場所
初日に隠岐の海に敗れた大関・鶴竜だが、その後は１３連勝。千秋楽で１４勝の横綱・白鵬を寄り倒して、白鵬との優勝決定戦に持ち込んだ。しかし、優勝決定戦では白鵬が鶴竜を寄り切りで破って、２場所ぶり２８回目の優勝を飾った。
2013年11月場所
横綱・白鵬と横綱・日馬富士が千秋楽で１３勝１敗同士の相星決戦を行った。日馬富士が一気に寄った際に白鵬の右かかとが土俵を割ったが、両者は気づかずに取組を続行。鏡山審判長が手を挙げ、立行司・３７代木村庄之助が２人の動きを止めた。寄り切りで勝利となった日馬富士が５場所ぶり６回目の優勝を決めた。
2013年9月場所
前場所で１４勝１敗と十両優勝を果たした遠藤が初土俵（幕下１０枚目付出）から４場所目で新入幕を果たす。１１日目の旭天鵬戦で勝ち越しは決めたものの、千秋楽はケガで休場となった。結果は９勝５敗１休。横綱・白鵬が１４勝１敗で４場所連続優勝。
2013年7月場所
エジプト出身でイスラム教徒初の力士となった大砂嵐が十両昇進を果たす。この場所は日中の飲食、水分補給を禁じるイスラム教の断食月（ラマダン）とほぼ重なったが、それにも関わらず１０勝５敗と好成績を残した。幕内では白鵬が１３勝２敗で３場所連続優勝を果たした。
2013年5月場所
２場所連続となる１５戦全勝を飾った白鵬。１０度目となる全勝での、そして歴代３位の朝青龍に並ぶ２５回目の優勝を飾った。
2013年3月場所
白鵬が大鵬や双葉山の８回目を上回る史上最多９回目の全勝優勝を達成。優勝インタビューでは同年１月に亡くなった“昭和の大横綱”大鵬へ黙祷を捧げた。
2013年1月場所
好調の日馬富士が勝ち星を伸ばす中、横綱・白鵬は３日目に妙義龍、８日目に大関・琴欧洲に敗れた。千秋楽では日馬富士が白鵬を寄り切りで下して１５戦全勝で、横綱としては初となる２場所ぶり５回目の優勝を飾った。