ハイレベル外国勢に挑む日本馬の勝算は 奥野庸介の香港国際競走展望
香港カップ デザインズオンローム連覇へ万全
連覇を狙うデザインズオンローム、仕上げは万全だ 【Photo by Kazuhiro Kuramoto】
ディフェンディングチャンピオンのデザインズオンロームは春にドバイへ遠征。G1ドバイシーマクラシックでドルニアの4着のあと、G1クイーンエリザベス2世Cが4着。叩き台に選んだG2ジョッキークラブマイルは6着に終わったが、J.ムーア師にとってこれは折り込み済み。万全の仕上げを施して檜舞台に駒を進める。
香港カップに挑む天皇賞・秋2着のステファノス、強豪外国馬相手にどこまでやれるか 【Photo by Kazuhiro Kuramoto】
フリーイーグル、クライテリオンはともに重いパンチを持つが、切れ味は一歩譲る。地元有力馬の前で競馬を運びたい。5月のG1シンガポール航空国際Cでミリタリーアタックを2着に退けたダンエクセル(119)もトップグループに肉迫。武豊で大逃げが予想されるエイシンヒカリ(114)、差し脚では引けを取らないステファノス(118)、サトノアラジン(116)、ヌーヴォレコルト(112)らも展開次第で上位争いに食い込む。
◎デザインズオンローム
〇ミリタリーアタック
▲フリーイーグル
☆ヌーヴォレコルト
△クライテリオン
△ステファノス