ずっと忘れない、パラグライダー体験 やぎともこのボディ・ドライブ in ジャパン(最終回)

やぎともこ

【やぎともこ】

【やぎともこ】

Nils! Come on, Nils! Come on up!
Oh, Come on, Tomoko 旅に出かけよう 準備なんかいらない
夢を探しに空を行けば 初めてみるものばかり

名作児童文学アニメ『ニルスの不思議な旅』の替え歌でキーを打たせていただきます。イラストレーターのやぎともこです、おはようございます。ニルス……ああ、なんて輝かしい歌なんだろう! 敬愛の意を込め、一枚、絵を描いてみましたよ。

【やぎともこ】

 さて、20回続いたこの連載も、今回で最終回となりました。トリを飾るのは、季節を問わず楽しめるスカイスポーツ、パラグライダーです。

 登山家の下山方法として発展したというパラグライダーは、翼の中に空気を取り込み、その圧力を使って上昇し、風を使って操縦します。構造はかなりシンプルで、薄い素材の翼(キャノピー)と、複数の吊り紐(ライン)、装着具(ハーネス)でできていて、全体が非常に軽い作りになっています。

【やぎともこ】

 場所は茨城県石岡市にある、パラグライダースクール「エアパーク・COO」。やぎは山頂からインストラクターと飛ぶ、タンデムフライト(二人乗り)に申し込みました。

 クラブハウスから山頂まで車に乗ること20分。この日は風があまりないということで、飛ぶには翼の立ち上げのために全力で走らないといけないとのこと。高いところは大好きですし、走るくらいなら別段、難しくないよね?と思いきや、いざ現場(?)に立ってみますと、“崖に向かって急斜面を全速力で走り抜ける”という、なんといいますか、人間の本能にそぐわない気がするシチュエーションに、やぎの脳内は真っ白になりました(笑)!

【やぎともこ】

 何度か走る力が足りずNGを出しました。緊張が高まる中、神妙な顔(※やぎの顔です)でほんの少しの向かい風を待ちます。

 風がきました。清水の舞台(の38倍の高さ)から飛び立つ(up!)心境の画像をご覧ください。

【やぎともこ】

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著者プロフィール

イラストレーター、デジタルペインター。趣味は真夜中の鍋磨きと引き出しの中の整理

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