奥が深いスクワットの世界 了徳寺大学「女子トレ部」第11回

IRONMAN

【IRONMAN】

ボディメイクを意識したスクワットにチャレンジ

【IRONMAN】

『スクワットを楽しむ!!』

 スクワットは、奥が深い。何度繰り返しても新しい発見があり、完璧とは思えない種目です。スタンスや深さ・スピードや重さなどバリエーション豊かで、限られた環境でも変化をつけることができる点にもおもしろ味があります。

 また変化をつけること自体が新鮮ですが、普段のトレーニングとの違い・それぞれの種目の利点を確認することで楽しみが増え、さらに続けたくなると思います。

 今回はボディメイクを意識したスクワットにチャレンジしてもらいましたが、どのタイプのスクワットにも共通していえることは、バーを担いでからスタートするまでの準備も大切ということ。

 ただ担いでいきなり始めるのではなく、足幅や左右の確認と合わせ、ラックオフしてからあわてずに(できる限り)姿勢を正し、体幹部を安定させる意識を持ってから始めてほしいと思います。背中の丸まりや左右の足の位置のズレなどはケガにもつながります。そういった点を正してからスタートしていきましょう。
 そしてフリーウエイトで行うスクワットでは足裏全体が地に根をはっているように、常にしっかりと足を接地させ行うことが基本だと思います。足裏の重心によって効かせたい部位を調整することもできますが、マシンや軽いウエイトの時以外は常に足裏全体で床を押すように立ち上がる意識が必要です。そしてより「効かせる」ためにスピードも常にコントロールして力を抜く瞬間を作りません。まずは<スタートに入る準備><足裏全体で床を押す>この2点を意識してスクワットのバリエーションも実践していただきたいと思っています。

 そして今回も、みんなにハウツーモデルにもチャレンジしてもらいました。まだまだ不慣れですが頑張ってきついポジションで静止してくれました! たった3回が10回よりキツかったりするのです。これも良いトレーニングになり経験となっているはずです。

(Shieca)

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著者プロフィール

毎月12日発売。発行は株式会社フィットネススポーツ。1990年の創刊以来、約四半世紀の伝統を誇るウエイトトレーニング&スポーツニュートリション専門誌。米国を中心とした海外の最新の研究に基づくトレーニング法や栄養情報を紹介している。また日本国内のボディビル、パワーリフティング大会の試合レポートや、ウエイトトレーニングを取り入れているアスリートやトレーナー情報も掲載している

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