清宮 唯一の下級生も「打線の中心に」 W杯初優勝へU-18侍ジャパンが会見

松倉雄太

清宮「感謝の気持ちでいっぱい」

夏の甲子園では32年ぶりとなる1年生2本塁打を記録した清宮。今度は世界を相手にどのようなプレーを見せるか注目が集まる 【写真は共同】

――まず20人の中に選ばれてどう思いますか?

清宮 全国から素晴らしい選手が選ばれている中、まだ1年生の自分が選ばれているのが不思議なくらい。感謝の気持ちでいっぱいです。

――打者で初めての1年生選出。そのあたりは?

清宮 歴史上でとか言われますけど、それだからと言って物おじしていては楽しくないです。3年生の皆さんと、楽しく世界一を目指していきたいと思います。

――今大会の目標は?

清宮 ここには世界一になるためにきています。世界一を取らなければつまらないです。早稲田実業の時から目の前の試合を1つ1つ勝っていくということでやってきました。目の前の試合を1つ1つ勝っていけば、世界一に繋がると思うので、目の前の試合を全力で臨みたいです。

――このチームで発揮したい自分の武器は?

清宮 甲子園のころから本塁打を期待されてきましたけど、自分はチームのためにここぞの場面で勝負強い一本と考えてやってきました。それは変えずに、チームのための一本が良い所で出せればいいなと思います。

――チーム全員が先輩になりますが、どういった役割を担っていきたい?

清宮 この環境は、早稲田実業のころから変わらないので、引っ張られるというよりは、自分が打線の中心となってチームを盛り上げていければいいかなと思います。

オコエ「足で相手にプレッシャーを」

――20人に選ばれた感想は?

オコエ 日本を代表するメンバーに選んでいただいで、率直にうれしいです。やはり日本開催ということもあるので、とにかく世界一を目指して頑張っていきたい。

――今大会で発揮したい自分の武器は?

オコエ 自分の武器は足だと思っています。しっかり相手チームにプレッシャーをかけていきたい。

――春の大会で清宮選手の高校初本塁打を間近で見たと思います。夏の清宮選手を見て印象は変わりましたか?

オコエ 相変わらず、あの時からすごいなと思います。夏の大会でも打っていて、本当に良い選手だなと思います。

※リンク先は外部サイトの場合があります

2/2ページ

著者プロフィール

 1980年12月5日生まれ。小学校時代はリトルリーグでプレーしていたが、中学時代からは野球観戦に没頭。極端な言い方をすれば、野球を観戦するためならば、どこへでも行ってしまう。2004年からスポーツライターとなり、野球雑誌『ホームラン』などに寄稿している。また、2005年からはABCテレビ『速報甲子園への道』のリサーチャーとしても活動中。

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント