夏野菜の中華スープ 体が喜ぶ22時スープ(4)
春雨は脂質の少ないエネルギー源
春雨は大きく分けて、ジャガイモのでんぷんから作られたものと、緑豆から作られたもの、韓国春雨の3種類があります。栄養価は大きく変わりませんが、原材料が異なりますので、購入する際にパッケージを確認してみてください。
春雨はよくヘルシーな食材と言われますが、脂質は少ないものの、糖質がしっかり入っていますので、エネルギー源になります。また、少量でも食べごたえがありますし、しっかり噛んでいただければと思います。
タンパク質源は、鶏むねの挽肉を使用しました。脂質が少なく低カロリーですが、少量でもうまみが出ます。挽肉と一口に言っても、牛、豚、鶏、合挽きとあり、さらに部位の違いもありますので、お好みで楽しんでいただければと思います。挽肉は手作りだとなお美味しいですね。
トマトやレタスの水溶性ビタミンはスープでしっかり摂取
【Getty Images】
トマトは抗酸化作用のあるリコピンを含んでいます。ランニングをしたり、あるいは日差しを浴びた時に活性酸素が増加しますので、それを抑える効果があります。酸味がありますので、夜遅くて食欲がない時にも食べやすいですね。トマトは加熱すると栄養価の吸収が高まりますし、ビタミンCなどの水溶性ビタミンはスープにするとしっかりと摂取できます。
レタスのような葉物は中華に合いますね。一玉で買うと余りがちだと思いますが、スープにするとかさが減りますので一気に消費できます。生で食べるより苦味もなくなりますし、ビタミンEは加熱にも強いので、スープと相性抜群です。手でちぎって、簡単に調理できるのも嬉しいところ。