「今日、ゴルフ始めます。」vol.7 失敗しない、道具選びのコツ
ドライバー選びは、クラブを床に置いた時にフェースが左に向くものを選ぶ!
【写真:ALBA.Net】
「なるほど」
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「これにします! これなら曲がらないんですね!」
「握力なら分かります! だいたい40kgくらいですね」
関 『40kg以上の方は“S”という表示のやや硬めのシャフトを選ぶといいでしょう。それ以下の場合は“R”表示の標準的な硬さ、(ヘッドスピードが)30m/s以下の方(主に女性)は“L”表示の柔らかいシャフトがお勧めです』
「ふむふむ」
関 『また重さと長さも重要です。重さは体力に合わせて振り切れる範囲で重いものを、長さは短いほうが当たりやすくていいですよ』
アイアンは竹とんぼではだめ?
【写真:ALBA.Net】
「はい。石井さんに最初に教えてもらいました」
関 『了解です。アイアンは大きく分けて2種類あります。1つは石井さんに教えてもらったときに使った、このように指先でつまむように挟んでフェース部分の厚みをチェックしたときに薄いキャビティバック。もう1つがマッスルバックです。これはフラットバックともいい、ヘッドが1枚の板構造になっているもので扱いが難しく上級者向けです。初心者の方はまずはキャビティバックを使ってみたほうが良いと思います』
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関 『そしてもう1つアイアンで重要なのが打つ部分のソール幅の広さです。初心者の方には広いものがオススメです。ソール幅が広いとミスヒットでも飛んでくれて、ボールも上がりやすくなります。ただその分クラブをコントロールすることには適していないので、慣れてきたらソール幅の薄いものにしてもいいですが、最初は広いものを使いましょう』
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関 『そして主に100ヤード以内の短い距離やグリーン周りの寄せにつかうのがウェッジ(ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジ)というクラブです。このウェッジはスコアメイクにとても重要なクラブで、中・上級者向けのアイアンセットにはアプローチウェッジとサンドウェッジが含まれていないものが多く、単品のものを購入するのが一般的となっています』
関 『先ほど説明した単品売りウェッジというのは初心者にとって難しすぎるものが多く不向きです。なのでアイアンを選ぶ時点で、ウェッジまでセットになっているモデルを選ぶといいでしょう』
「おお! そんなのがあるんですね。まずはそれにします!」
パターは“方向性”だけではだめ!
【写真:ALBA.Net】
「石井プロもヘッドが小さい方が難しいって言ってたなぁ」
関 『その通りです。復習もばっちりですね! そしてもう1つが“オートマチック系”で普通に振るだけでボールが真っ直ぐ転がるタイプ。ネオマレットと呼ばれるパターの総称。微妙なタッチを出しにくいものの、方向性が抜群に良いです』
「これは始めて見ました! 色々なかたちがあるんですね」
【写真:ALBA.Net】
「感覚的な部分なんですね」
関 『はい。その際大事なのが、どうしても“カップに入ること”ばかりに目が行ってしまうのですが、“カップに寄せられる”ということも大事です。入れるのは方向性が重要ですが、寄せるのには距離感が重要。見落としがちですが、実際のグリーンには傾斜がありますから距離感を合わせられるのとそうでないのとではスコアが全然違います』
関 『これらを揃えればいよいよコースデビューですね。気持ちの準備はできていますか?』
「正直不安です……」
関 『大丈夫ですよ、とにかく楽しむことが一番です! スコアは気にせず、思いっきりプレーしてきてください』
「そう言われると楽になりました。初ラウンド楽しんできます!」