本田「プレーではなく組織が変わった」=チュニジア戦後、選手コメント
内田篤人(シャルケ04/ドイツ)
指揮官の「勝ちに徹する部分に共感する」という内田(右) 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】
(「使うよ」と言われていた?)本当はそういう感じじゃなかったですけどね。前々日くらいから多少は話がありました。あんまりなんか喋っちゃいけなさそうな雰囲気があるんで。(今日は27歳の誕生日だったが?)もう年相応の男になりたいなと思いますけどね。なってない? う〜ん、まあこうやって見ると他の人よりましかなと思うけど。
(次の試合に向けて)もちろん2つ勝って終わりたいです。試合をやるからには常に負けたくないですし、圧倒もしたいし、そういうのを目指してやります。勝負事だから負けることもあるかもしれないけれど、別に負けてもどうってことないし、勝ってもどうってことない。何にせよ、試合をやるからには負けないです。
(監督と同じことを言っているが)合いますね。勝ちに徹するというかね。そういう部分は共感するし、守ってもいいしってずっと思っていました。(チームとして勝利を重要視する方向に進みそうか?)相手が誰であれ、「勝ちに来てる」と監督も選手もみんな言いますよ。でもなんかこう、監督はそれを一番伝えようとしていますけどね。(今までの監督の中でも?)監督はそれぞれやり方が違うから。(シャルケの監督だったフェリックス・)マガトみたいに負けたら走らせるとか、一番俺らにずしっとくるやり方もあるし、こうやってミーティングで話す監督もいますしね。
山口蛍(セレッソ大阪)
W杯以来の代表戦となった山口。「監督の要求に応えられるようにやっていかないとダメ」と課題を口にした 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】
(代表はワールドカップ以来だが)Jで3試合やっていると言っても、国際試合というのが久々で、すごくテンポも速かったし、強度もなかなか高かったので、少し疲れたなというところはあります。でもいろいろなことをもっとできたと思うし、監督が求めていたこともできた部分もあるけれど、できてない部分もある。監督はもっと高い要求をしてると思うんで、それに応えられるようにやっていかないとダメだなと思います。
(どの部分を上げたい?)もう全部ですね。全体的な運動量もそうだし、球際ももっと行けると思う。ボール回しももっと行けると思うし、そこはトータル的にもっと上げていければいいと思いますけど。(ロンドン五輪組が6人出ていたが?)それは試合前から分かっていたし、「しっかり走ってやろうぜ」というのは言っていたので、それはできていたと思います。
川又堅碁(名古屋グランパス)
ヘディングシュートをクロスバーに当てた川又。「決めなかったら全然意味ない」とミスを悔やんだ 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】
今はとりあえず監督が言っていることをしっかりやりながら、自分の良さが出せればいいかなと思います。クロスに対してもニアに入っていく選手が岡崎さんくらいしかいないから、自分も得意な形があるし、そういうところも出していけたらいいかなと思います。
(いい感じのスタートだったか?)いや〜、ゴールを決めてないから全然意味ないですよね。誰がどう評価するか分からないけれど、俺は結果が出てこそFWだと思っているから、自分の評価は全然です。(クロスバーに当てたシーンが悔やまれる?)悔やまれると言うか、決めなかったら全然意味ないですから。そんな感じですね。
槙野智章(浦和レッズ)
完封勝利に貢献した槙野は、指揮官を「メリハリがきいた人」と評した 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】
(手応えは?)監督が就任した時の会見もそうですし、僕たちに話してくれたことを踏まえても非常にやりやすく、難しくないという印象は受けました。その中で自分が求められていることを、レベルの高い相手の中でできるかというところがポイントだったので、今日はとにかくゼロに抑えたことは良かったかなと思ってます。
監督は褒めるところは褒める、注意するところは注意するという本当にメリハリがきいた人ですね。(褒めていたのは)アグレッシブで想像以上だったことは言ってくれてました。