大流血の棚橋が前王者AJに敗れ王座陥落=バレットクラブがIWGP4大王座を独占
AJが4カ月ぶりに至宝奪回
メインイベントのIWGPヘビー級選手権試合では、王者・棚橋弘至が前王者のAJスタイルズに敗れ王座陥落。新日本マットで猛威を奮うバレットクラブが、IWGP主要4大王座を独占する非常事態となった。
長年のライバル関係にある両者だが、これまでのシングル通算戦績は棚橋の3勝1敗。昨年は棚橋が2連勝しており、バレットクラブのセコンド7人による介入があろうとも、棚橋にも余裕が見られていた。だが、15分過ぎに場外へのハイフライアタックを放った際にセコンドとバッティングし、左眉の下から激しく流血。棚橋は顔面を真っ赤に染めながらも、ダルマ式ジャーマンスープレックス、ドラゴンスクリュー、スリングブレイド、ハイフライフローと勝負に出るが、AJがヒザ剣山でブロック。AJは棚橋の傷口めがけて容赦なくエルボーを連発すると、ホローポイント、ブラディサンデーからトドメのスタイルズクラッシュを炸裂。4カ月ぶりに至宝を奪い返した。
すでにIWGPタッグ、IWGPジュニア、IWGPジュニアタッグのベルトを獲得したいたバレットクラブの面々は、ボスの戴冠にお祭り騒ぎ。セコンドに肩を担がれて退場していく棚橋を尻目にリングを占拠すると、バレットクラブによる新日本マット制圧を高らかに宣言した。
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