自宅で簡単にできるプレワークアウト 了徳寺大学「女子トレ部」 第7回

IRONMAN

【IRONMAN】

【IRONMAN】

 前編は普段の姿勢のクセをリセットする種目が多かったですが、後編は整ってきた状態をより安定させ、大きな動きの中でバランスの確認を行い、ウオームアップにつながる種目を中心に組んでみました。

 人それぞれの特徴や目的、その日の調子によりメニューの組み方は変わります。前号のクローズアップ部員・きよちゃんが側湾症と診断されたことがあるという点とトレーニング中の左右差が気になるという悩みから、テーマを【プレワークアウト】に決めましたが、普段はそこまでの左右差が気になることはありませんでした。

 ですが今回のメニューを一緒に行うことで、トレーニングをしているときよりも、はっきりと体の状態が見えてきました。人それぞれの特徴や目的、その日の体の調子でメニューの組み方は変わりますが、【プレワークアウト】には、今ある状態を最大限に引き出すという効果と合わせ、現状を知るためにも役立つと改めて感じました。

 現状を知らないままトレーニングをしていては遠回りになってしまったり、ケガをしてしまったり……思わぬことが起こります。そんなことを避けるためにも有効だと思います。

 毎回行う必要はないと思いますが、自分の中で体の調子を測ることができる動きをいくつか用意しておくと良いと思います。
 きよちゃんにもこの【プレワークアウト】を機に体の状態がより明確になり、今回の種目以外にもストレッチポールや他の動きも取り入れてほしいと思いました。

 私はトレーニング前に限らず、体の調子を見ながらケアする意味でもストレッチポールなどを愛用しています。トレーニング前は、美からランジスタンスでのストレッチ・エアプレーンなど、大きく動かす種目を中心にウオームアップも兼ねて行います。そこにその日の調子を見ながらいくつかの種目を選んでいます。その調子を参考にトレーニング内容を選ぶときもあります。

 今回の【プレワークアウト】は性別に関係なく、あらゆる方に共通する内容です。自宅でもできることですので、一つでも試していただければうれしいです。

【プレワークアウト】も、あくまでもトレーニングの一部であり目標を達成するための手段です。多数で行うこともできるので、たまにジム仲間と一緒に行っても楽しいのかな?と感じました。きよちゃんの感想通り、女子トレ部の距離感も近くなった練習でしたので、たまにメリハリつけて合同練習も楽しいなぁ……と思いました。

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著者プロフィール

毎月12日発売。発行は株式会社フィットネススポーツ。1990年の創刊以来、約四半世紀の伝統を誇るウエイトトレーニング&スポーツニュートリション専門誌。米国を中心とした海外の最新の研究に基づくトレーニング法や栄養情報を紹介している。また日本国内のボディビル、パワーリフティング大会の試合レポートや、ウエイトトレーニングを取り入れているアスリートやトレーナー情報も掲載している

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