自宅で簡単にできるプレワークアウト 了徳寺大学「女子トレ部」 第7回

IRONMAN

大きな動きを取り入れてバランスを確認 プレワークアウト実践編2

【IRONMAN】

(1)ブランク
目的:体を安定させる。キープ力の強化。姿勢を維持するための能力向上。1分程度を目安に。
ポイント:軽くお尻を締める程度で、極端なくの字にならないように。顎や肩の力みをできるだけとり、お腹、特に下腹部を背中に押し当てるようにして体をキープする。

【IRONMAN】

(2)サイドプランク
目的:左右差の出やすい腹斜筋を特に意識してバランスも確保する。目安は30秒〜45秒。
ポイント:体がくの字にならないように、自分の目でお腹から太ももすねまでのラインを確認する。キツイ場合は無理して踏ん張るのではなく、いったん体を床に戻してから再度引き上げるようにして良い姿勢を体に覚えさせる。

【IRONMAN】

(3)ニープッシュ(アイソメトリック)
目的:腹圧を高める(体幹部を安定させるため)。
ポイント:息をはきながら4秒間隔くらいで行う。腰をそらない。脚を動かさない。腕で脚を押さない。お腹を使って押す。膝に手を当ててキープする。

(4)エアプレーン
目的:足裏全体を床に着ける感覚を知る。単純に片足で立つという非日常的な動きを行って現状を知る。体幹部と股関節周辺のバランス保持力アップ。ハムストリングスのストレッチ。目安の時間は20秒くらい。
ポイント:おへそ、骨盤が常に床と平行になるように。膝を伸ばしきらず軽く曲げ、軸足のお尻を引き上げハムストリングスの伸びを感じながらキープする。

【IRONMAN】

(5)スター
目的:同じく片足で立つという動きを取り入れてバランスの確認。同じお尻でも中臀筋をより使う感覚を養い、トレーニングの最中(特にスクワットやサイドレイズ)に、お尻を逃がさないための準備にもなると思います。
ポイント:高く上げるよりも真横に上げることを意識する。つま先も天井に向いてしまわないようにに注意。側転をするイメージで体が壁に沿う感覚で真横へ倒れていくようにすると、お腹もよりカラダの軸を意識できると思います。

【IRONMAN】

(オマケ)美ツイストより「ランジツイスト」
バランスをとりながら、体側・腸腰筋・わき腹周辺を伸ばすストレッチ。この写真からさらにツイストを加えます。ウオームアップとしてもお気に入りです!

女子トレ部ブレーン ゆい&ありさselection2

【IRONMAN】

・ありさちゃんセレクト「ボールローテーション」(脚をボールに乗せて左右に転がす)
目的:体側部のストレッチ。脇腹のお腹を使えるようにする。
ポイント:脚でボールを転がさない。お腹を使ってボールを真ん中に戻す。要はお腹を意識する。

【IRONMAN】

・ゆいちゃんセレクト「シットアップツイスト」
目的:脇腹のトレーニング。
ポイント:お腹をひねって対角の膝をタッチする。起き上がるのが苦手な人は逆の手・肘で床を押してもOK。

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著者プロフィール

毎月12日発売。発行は株式会社フィットネススポーツ。1990年の創刊以来、約四半世紀の伝統を誇るウエイトトレーニング&スポーツニュートリション専門誌。米国を中心とした海外の最新の研究に基づくトレーニング法や栄養情報を紹介している。また日本国内のボディビル、パワーリフティング大会の試合レポートや、ウエイトトレーニングを取り入れているアスリートやトレーナー情報も掲載している

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