第2回 本田圭佑のような強烈シュートを 「フットサル初心者がイケてるプレーヤーに」

ガチ禁

【Getty Images】

 フットサルの花形プレーと言えば、もちろんシュート。ネットを揺らす快感は、一度味わったら忘れらないでしょう。とはいえ、シュートには蹴るタイミング、ボールを当てる場所、スピードなど、技術が必要です。誰でも簡単に、本田圭佑選手のような強烈なシュートが打てるわけではありませんが、努力は人を裏切りません。練習に練習を重ね、本田選手のシュートに近づけましょう。

 コーチは第1回に引き続き、シンキングサッカースクールヘッドコーチの高峯弘樹さん。体験するのは、趣味がフットサルのエンジニア起業家・尾藤正人さんです。

【ガチ禁】

 まずは、尾藤さんに自己流でシュートをしてもらいました。

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シュートの際の6つのポイント

 確認するポイントは6つです。

(1)ボールに向かっていく角度
(2)軸足を置く位置
(3)インパクトの場所
(4)足首の角度
(5)脚の振り方
(6)バランスの取り方


 確認する必要があるということは、そのポイントを意識しなければならないということです。ボールを蹴る一瞬の間に、今挙げた6つのポイントをクリアにしていくのは、そう簡単ではありません。スッとできるようになるためには、繰り返して練習するしかないのです。1つひとつクリアにしていけば、必ずかっこいいシュートが打てるようになります。

【ガチ禁】

(1)ボールに向かっていく角度
 この角度が正解!というものはありません。何度もボールを蹴っているうちに、自分が打ちやすい角度が分かってきます。自分の理想の角度を体得しましょう。

(2)軸足を置く位置
 軸足は、ボールの真横に持っていきます。軸足はゴールの方に向けます。軸足で足を振り切る方向、すなわちボールが向かっていく方向を決めているのです。

(3)インパクトの場所
 強烈なシュートを決めるには、インステップキックで蹴ります。親指の少し上の部分でボールの真ん中に当てるようにします。

【○】正しいインパクト

【ガチ禁】

【×】間違ったインパクト
(4)足首の角度
 コースを狙って打とうとすると、足首が曲がってしまいます。強いシュートを打つためには、足首を伸ばすことがポイント。足首が伸びていることを意識します。

(5)脚の振り方
 ボールは足ではなく、ひざ下で蹴るイメージです。脚を振り切るのではなく、ボールに当てにいくようにします。

(6)バランスの取り方
 右足でボールを蹴るなら、左手を大きく回すことでインパクト時のバランスが取れます。バランスをよくすることで、推進力を安定させることができます。

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著者プロフィール

フットサル大会でありがちな勝利にこだわったガチなプレーは一切禁止! 勝敗で表彰するのではなく、参加チーム同士の投票とフェアプレーを讃えるグリーンカードの枚数で表彰チームを決定する今までにないフットサル大会。初心者からお子様まで一緒に楽しめるフットサル大会を通して、フットサルの楽しさ、フットサルの気軽さを伝え、プレーヤーを増やしていきます

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