かき氷も「よく噛む」 すぐできる冷え対策 はじめよう!ジューシーボディ生活(2)
【スポーツナビDo】
第2回はジューシーヨガを使ったお悩み解決編。夏だからこそ“冷え”予防につながるレッスンをお願いします!
“冷え”はジューシーの敵!
「回る体は、常に新鮮な血液が巡っている体でもあります。ジューシーな体には女性ホルモンも関係があるので、特に女性ホルモンを作る子宮まわりは冷やさないほうが良いです」
女性の夏の代表的なお悩みでもある“冷え”は、ジューシーの敵! クーラーや暖房などの影響で体内の体温調節機能が弱まることは、“冷え”やすい体をつくる原因のひとつです。
「体の機能を使って体温調節していなければ、その機能は衰えていきます。夏の体が熱いときにそれを冷ますことができない体になっていたら、逆に体が冷えているときにも、うまく血液が送られずに体を温められないなんてことも起こります」
体を温められずに“冷え”の状態が続くと、むくみの原因でもある血行不良にもなりやすくなるそう。では“冷え”にくい体に近づけるにはどうしたらいい?
「血液の巡りの話に関しては特に、ホットヨガはすごく良くて、汗をかくこと自体が代謝を上げてくれるんです。汗も血液から出来ているので、血液の巡りが良くなるということは、汗から老廃物が出ていって、余計な水分も出ていきやすくなってむくみにくくなる。サラサラな血液にもなりやすいですよね。ホットヨガでなくても、日常から汗をかく習慣は意識的に作ったほうが良いと思います。お風呂に入るときは、シャワーではなくて湯船につかるとか」
意識的に汗をかき、自分の体に備わっている体温調節機能を呼び覚ますことが、“冷え”予防につながるそう。また、ヨガでよく使う動きも体を温めるのに効果的。
「ヨガのポーズは、内臓機能を活性化させる目的で作られているものが多いです。体をねじる動きは、腸を刺激するので便秘解消にも。それから、体をねじることで背骨を動かすと、体芯温度が上がると言われています」
「体をねじる」ですか! そういえば、寝ているときや、デスクワークの後など、ずっと同じ姿勢をした後って、「ウーーーン!」と、なんとなく体をねじるように伸びる動きをしたくなりますね。もしかしたら、体が気持ち良くなる動きをとっているのかもしれませんね。
では、体の機能をちゃんと活性化して、冷えないジューシーボディに近づけるレッスンをお願いしましょう。
レッスン1:「背骨を動かす」ポーズで体を活性化!
1)ねこのポーズ〜背骨を前後に動かす〜
ねこのポーズ【写真1】 【スポーツナビDo】
・四つんばいの姿勢をとりましょう。両腕と両脚は肩幅くらいに開きます。
ねこのポーズ【写真2】 【スポーツナビDo】
・息を吐きながら、背中を持ち上げるように丸めていきましょう。目線はおへそに。
ねこのポーズ【写真3】 【スポーツナビDo】
・しっかり息を吐いたら、今度は息を吸いながら背中を反らせます。顔の向きも、正面〜天井を見るように上へとゆっくり動かします。
・呼吸に合わせて丁寧に、5回ほどこの動きを繰り返します。
2)マーメードのポーズ〜体をねじる〜
マーメードのポーズ【写真4】 【スポーツナビDo】
・写真のように、床に座って脚を開きます。上半身をねじって手のひらを床につけるような姿勢をとりましょう。
マーメードのポーズ【写真5】。腰のくびれ、姿勢の美しさも意識しましょう! 【スポーツナビDo】
・腰のくびれ、姿勢の美しさを意識して、足先もキレイに保ちましょう。自分にうっとりするような気持ちで。
・呼吸をゆっくりと5回繰り返しながら姿勢をキープ。5回呼吸を終えたら、上半身を逆側にねじって再び5回深呼吸しましょう。