美の意識を高める「ポーズ」 了徳寺大学「女子トレ部」 第4回

IRONMAN

女子トレ部員 クローズアップ

【IRONMAN】

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ますみ(22歳)
パーソナルデータ
・了徳寺大学OG。現在は早稲田大学大学院にてスポーツ医学を学ぶ。
・クールなルックスで一見、近寄りがたいけど食いしんぼうな一面も。
・好みの男性のタイプは引っ張っていってくれる人(カーフがきれいな人……笑)。

Q:トレーニングのきっかけは?
A:授業でクイックリフトのテストがあると知り、人と比べて力がないと分かっていたので周りよりも早く練習をしないといけないと思いトレ部に入部しました。

Q:スポーツ歴は?
A:小学3年生から4年間バレーボールを、中学から高校まで陸上をやっていました。高校生のときに陸上をやりながらひどい腰痛があり、その治療のときに柔道整復師という仕事を知り進学を決めました。

Q:さらに大学院への進学を決めた理由は?
A:研究や学問の方に興味があったので大学院進学を決めました。将来的にはJISS(国立スポーツ科学センター)に勤めて研究をしたいです。
Q:ますみちゃんは一見、筋トレとは結びつかない雰囲気だから一生懸命にトレーニングする姿を見たときすごく微笑ましかったです。今日のウオームアップのデッドリフトも上手だった!それなら少し腰痛も良くなったんじゃないかな?
A:ホントですか! うれしい。デッドリフト、好きなんです。正しいフォームでできるようになってからは腰痛も少なくなりました。

Q:今日のポーズ練習はどうだったかな?
A:シエカさんや岡田先生を見ていて楽にポーズをとっているなという印象があったんです。実際やってみるとそんなことなくて、2、3分やっただけでも腕が熱くなって腕を下ろしたい衝動にかられました(笑)

Q:日常的にもトレーニングやポーズを生かして、きれいな姿勢で過ごして欲しいな。
A:意識していないと背中が丸まった楽な姿勢をとってしまうのでなおしていきたいです背筋を伸ばして胸を張るだけでも印象が変わると思うので、自分の身長も生かして凛(りん)とした女性に見えるようにしていきたいです。

(取材協力:岡田隆・了徳寺大学准教授、写真:北岡一浩)

■Shieca(シエカ)
フィットネス・ライフ・コーディネーター。運動経験ゼロであったが、体型の崩れをきっかけに27歳で筋力トレーニングを開始。女性らしく鍛えられたカラダで健康的な美しさを競うフィギュアコンテスト「JBBFボディフィットネス」に出場し、東京・関東(初代)・東日本(初代)大会チャンピオンとなる。2010年に全日本大会準優勝、11年には東アジア選手権代表に選出される。実体験に基づき、トレーニングや食事など日々のケアを提案している。

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著者プロフィール

毎月12日発売。発行は株式会社フィットネススポーツ。1990年の創刊以来、約四半世紀の伝統を誇るウエイトトレーニング&スポーツニュートリション専門誌。米国を中心とした海外の最新の研究に基づくトレーニング法や栄養情報を紹介している。また日本国内のボディビル、パワーリフティング大会の試合レポートや、ウエイトトレーニングを取り入れているアスリートやトレーナー情報も掲載している

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