走る前にすべてが決まる!? 正しい走りは「走らないトレーニング」から!
上体起こし腹筋×10回
【撮影:真崎貴夫】
・まずあおむけになりひざを曲げ、足の裏を付き、ももに手を置きます。
【撮影:真崎貴夫】
【撮影:真崎貴夫】
【撮影:真崎貴夫】
この腹直筋は主に2つの役割があります。まずは姿勢保持、もうひとつは上半身と下半身をつなぐ「連動」です。この大事な2つの役割を最低限果たせる「腹筋力」は上記のように10回上がることからです。
最初は上体が上がらなくても心配はいりません。その場合は、足を遠くに置いてかかとだけをつけると、負荷が軽くなり上がりやすくなります。また、それでもまだきつい場合は、背中にタオルなどを入れて傾斜を緩くして行っていけば、少しずつできるようになります。
・足の裏ではなく、かかとだけついて負荷を軽くして行う。
【撮影:真崎貴夫】
・ステップ2 手は胸に当てて
【撮影:真崎貴夫】
正しくやれば「腹筋は裏切らない」
よく「トレーニングは裏切らない」と言いますが、それは正しくやってこそで、結構な方が裏切られた経験があるはず(笑)。私の格言は「腹筋は裏切らない」です。
この上体起こし腹筋が10回、しっかりできるようになった時、もうあなたのランニングフォームは劇的に進化しているはずです。まずはこの「走らないランニング・トレーニング」から頑張りましょう!
(参考資料:青山剛著「走らないランニング・トレーニング」マイナビ発行、撮影:真崎貴夫)