必殺技は「ローリングアタック」 セパタクローの世界

Sportie/スポーティ

誰でもすぐに日本代表の必殺技を体感

【Sportie】

 本大会には、日本代表として活躍する選手たちも出場。林雅典選手もその中の1人です。林選手は、得意技のローリングアタックを武器に、約10年間日本代表として国際試合を戦ってきました。

 小学2年生から高校3年生までサッカーをやっていた林選手が、セパタクローと出会ったのは高校時代の選択授業でした。当時日本代表選手だった講師が見せたアクロバティックなアタックに魅了され、部活引退後に日本体育大学セパタクロー部の練習に参加。その後、同大学に進学して日本代表に選出され、日本を代表するアタッカーとして活躍してきました。

【Sportie】

「セパタクローは足でボールを操る競技なので、始めのうちはなかなか思うようにボールを操れません。基礎技術を身に付けるのにかなり時間が必要です。セパタクローの面白さは、アクロバティックなアタックで得点を入れることにもありますが、一番は少しずつ技術が向上していき、自由自在にボールを操れるようになっていくことにあると思います」(林選手)

 現在、林選手はセパタクローの普及のため、指導や講演のため全国を飛び回っています。また林選手も練習に参加する大山セパタクロークラブでは、練習体験を随時受け付けています(※参加・見学時は要連絡)。クラブには男女ともに、学生から社会人までさまざまな選手が所属。大学OBで作られているクラブが多い中、どんな人でも参加できるクラブは数少ないといいます。
「セパタクローを高校生くらいから始められるような環境をつくりたいです。また、経験がとても大切なスポーツなので、学生を終えてからも競技を続けられる環境を整えることも重要です。現役を引退した後も指導者としてセパタクローに関わっていきたいと思っています」(林選手)

 日本を代表するプレーヤーと接することができたり、大会で対戦したりできるチャンスがあることもセパタクローの魅力。サッカーやフットサル仲間でぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか。

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