最多得票のコービーが狙う5度目のMVP=夢の祭典、NBAオールスターが開幕
約159万票で最多得票だったコービー(左)は、史上最多となる5度目のオールスターMVPを狙う 【Getty Images】
15年連続出場のコービーが得票数トップ
約159万票を獲得したコービーは、ジェリー・ウェスト氏、カール・マローン氏、シャキール・オニール氏と並んでいたオールスター最多連続出場記録を15に伸ばし、単独トップに君臨した。1998年に19歳で選出され、オールスター最年少出場記録を保持しており、昨年マイケル・ジョーダン氏の持つオールスター通算得点数も超えたコービー。そんなレコードホルダーのコービーが新たな金字塔を打ち立てた。今年はさらに、史上最多となる5度目のオールスターMVP獲得を狙う。
コービーとウエストのバックコートを組むのはクリス・ポール(ロサンゼルス・クリッパーズ)。フロントコートのスターターには昨季オールスターMVPのケビン・デュラント(オクラホマシティ・サンダー)、昨年までの得票数がフロックでなかったと証明したドワイト・ハワード(レイカーズ)、センセーショナルなダンクが魅力のブレイク・グリフィン(クリッパーズ)が選出された。今季からレイカーズに移籍したハワードはウエストの一員として初出場となる。
惜しくも約158万票で最多得票とはならなかったレブロンのほか、イーストからはカーメロ・アンソニー(ニューヨーク・ニックス)、ケビン・ガーネット(ボストン・セルティックス)がフロントコートのメンバーとして選出。バックコートにはドウェイン・ウェイド(ヒート)、レイジョン・ロンド(セルティックス、故障で欠場)が選ばれている。
ウィークエンド初日は若手の登竜門
今年のドラフトで1巡目指名されたのは、ともにルーキーのダミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)とアンソニー・デイビス(ニューオーリンズ・ホーネッツ)。リラードを指名したオニール氏のチーム・シャックには、昨年のライジングスターズMVPで今年は本戦にも初出場するカイリー・アービング(クリーブランド・キャバリアーズ)も名を連ねた。アービングは昨年ジョン・ウォール(ワシントン・ウィザーズ)とバックコートコンビを組んだが、またもそれぞれの代のナンバーワン・ポイントガード同士でコンビを組むこととなった。
昨年勝利を収めたチーム・チャックはデイビスのほか、昨年も華麗なプレーを見せたリッキー・ルビオ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、オーランド・マジックに移籍し開花したニコラ・ブセビッチらで構成。10名中7名がソフォモアで、チーム・シャックに経験の差を見せることができるだろうか。
前夜祭はカンファレンス対抗戦に
一番の華であるダンクコンテストには、昨季のダンクコンテスト覇者のジェレミー・エバンス(ユタ・ジャズ)を筆頭に、参加者の中では最低身長の188センチながらアグレッシブなダンクを見せるエリック・ブレッドソー(ロサンゼルス・クリッパーズ)、デンバー・ナゲッツのケネス・フェリードがウエストから出場する。
特に注目したいのはイーストの面々だ。07年ダンクコンテスト王者のジェラルド・グリーン(インディアナ・ペイサーズ)はもちろん、テレンス・ロス(トロント・ラプターズ)も豪快なダンクが売り。ニックスのジェームズ・ホワイトに至っては過去にレーンアップから豪快なトマホークやレッグスルーを決めている。30歳で出場選手中最年長だが、世界の注目が集まるダンクコンテストでスターになれるか注目したい。
<了>
NBA.comモバイルでは、オールスターを大特集!Twitterでライブレポートも!NBAモバイルAS13(@NBA_JPmobile)をフォローしよう!
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ