黄金期をほうふつとさせる豪華なメンバー=注目チーム1:ロサンゼルス・レイカーズ

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選手層の薄さに難有りか

コービー(左)やナッシュ(中央下)ら全盛期に劣らない豪華メンバーをそろえたレイカーズは王座奪還なるか 【写真:AP/アフロ】

 この夏、大補強に成功したレイカーズ。現役最高の選手の一人であるコービー・ブライアント、パウ・ガソルに加え、現役最高のセンター(C)であるドワイト・ハワード、未だにリーグ有数のポイントガード(PG)であるベテランのスティーブ・ナッシュが加入。アンドリュー・バイナムはフィラデルフィア・76ersに放出したが、昨季17.2得点を記録したアントワン・ジェイミソンも獲得した。

 過去にリーグMVPを2年連続受賞したナッシュは、ライバルのレイカーズに移籍したくないと以前から公言していた。しかし、子ども達が住むフェニックスから近いという条件からレイカーズが最も好ましい移籍先に急浮上。2013年と15年のドラフト1巡目指名権、13、14年の2巡目指名権と交換にトレードが実現した。

 ハワードに関しては、オーランド・マジックにトレードを1年前から要求しており、移籍先はどこになっても不思議ではなかった。しかし、レイカーズと共にトレード候補となった各チームが提示したオファーは結局実を結ばず。忍耐強く交渉を続けたレイカーズが、昨シーズン終盤に椎間板ヘルニアの手術を実施しているリスクはあるものの、リーグ最強Cの獲得に成功した。

 当然ながら脇役の成長も優勝には欠かせないが、これだけの布陣をそろえたフロントの手腕は見事なものだ。

 今季のレイカーズは、ブライアント、シャキール・オニールのコンビにカール・マローン、ゲイリー・ペイトンを加えた03−04シーズンをほうふつとさせる豪華メンバーが顔をそろえた。03−04シーズンはファイナル進出もデトロイト・ピストンズに敗れたが、今季のレイカーズは超豪華メンバーで優勝できるだろうか。

【2011−12シーズンスタッツ】
41勝25敗
パシフィックディビジョン1位

【グレード】
フロントコート:A−
バックコート:A
ディフェンス:B
ベンチ:C
コーチ:B
総合:A

<了>

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