佐藤嘉洋が語る世界タイトル戦への決意「勝って格闘技界が盛り上がるプランを言う」=Krush.16

Krush実行委員会

「勝ったら、僕は格闘技界が盛り上がるプランを」

「勝って格闘技界が盛り上がることを言う」と豪語した佐藤。果たして有言実行とすることはできるか 【t.SAKUMA】

――今回はトリプルメインイベントという形ですが、久保優太(ディーシーラボジム)選手の世界戦が最終試合に組まれました。佐藤選手はこの試合順についてはどう感じていますか?

「僕は世界王者に挑む形のタイトルマッチで、久保君は王者がいない世界王座決定戦です。普通に考えれば王者がいるタイトルマッチの方が後ろに組まれますよね? その試合順を入れ変えられたというのは……(しばらく考えて)何かしらのものを感じますよね」

――ずばり、その“何かしら”とは?

「自分は11月にスウェーデンでチンタラ負けてしまって、逆に久保君はずっと勝ち続けて結果を出している。やっぱり勝負の世界は、直近の試合の結果が重要視されるので、そこで僕は久保君に負けている。だからこの試合順は仕方ないと思います。でも僕はそれに『なにくそ!』と思っているし、試合ではレベルの違いを見せてやりたいと思ってます」

――佐藤選手は今年32歳で、次の試合が66戦目になります。いつまで現役を続けると考えていますか?

「正直、僕は前回の試合で辞めようと思っていたんです。もともと僕は100戦やって引退しようと考えていて、その100戦はダラダラ試合をするのではなく、トップレベルの力を維持したまま世界で渡り合える技術と気持ちをお客さん見てもらえた上での100戦なんです。でも前回はそういう試合ができなくて、もう選手として終わりかなと思いました。でも周りからの言葉や協力もあって、現役でやろうという気持ちになって、トップの力を維持しているうちは現役でやるつもりです。僕は消化試合がなくて、いつもバチバチの試合じゃないですか。これからもそんな試合が続くだろうし、周りもそれを望んでいる。だから一戦一戦を最後のつもりでやろうと思っています」

――その中で迎えた今回の一戦、佐藤選手はどんなテーマを持って挑みますか?

「今回のタイトルマッチに勝ったら、僕は格闘技界が盛り上がるプランを言おうと思っているんですよ」

――おおっ! それは楽しみですね!

「そのためにも今回は絶対に勝たなければいけないし、チンタラした勝ち方ではなく、ズバっとした勝ち方をします。そしてリング上から言いたいことを言うつもりなので、みなさん楽しみにしていてください」
■Krush.16
2月17日(金)東京・後楽園ホール 開場17:00 開始17:30

【決定対戦カード】

<トリプルメインイベント第3試合(第9試合)ISKA世界ライト・ウエルター級王座決定戦/3分5R・延長1R>
久保優太(Fighting Kairos)
シャルル・フランソワ(フランス)

<トリプルメインイベント第2試合(第8試合)ISKA世界ライト・ミドル級タイトルマッチ/3分5R>
[王者]ファディ・メルザ(オーストリア)
[挑戦者]佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー)

<トリプルメインイベント第1試合(第7試合)スーパーファイト/Krush −70kg Fight/3分3R・延長1R>
山本優弥(Booch Beat)
シュー・イェン(北京盛華武術クラブ/CFP)

<セミファイナル(第6試合)61kg契約/3分3R・延長1R>
才賀紀左衛門(MAD MAX GYM)
後藤勝也(池袋BLUE DOG GYM)

<第5試合Krush −60kg Fight/3分3R>
中嶋剛志(青春塾)
悠矢(大和ジム)

<第4試合Krush −60kg Fight/3分3R>
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)
鈴木雄三(極真会館)

<第3試合Krush −70kg Fight/3分3R>
山崎陽一(シルバーウルフジム)
田村陽典(DC LAB. GYM)

<第2試合56kg契約/3分3R>
伊澤波人(チームドラゴン)
作田良典(Get Over)

<第1試合Krush −60kg Fight/3分3R>
大滝裕太(ネクサスジム)
乱暴(チーム乱暴)

<オープニングファイト第4試合Krush −60kg Fight/3分3R>
北井智大(チームドラゴン)
島野浩太朗(菅原道場)

<オープニングファイト第3試合Krush −55kg Fight/3分3R>
結城将人(チャモアペットムエタイアカデミー)
Yo−Hei(KSS健生館)

<オープニングファイト第2試合Krush −60kg Fight/3分3R>
将大(MAD MAX GYM)
園田顕悟(小比類巻道場)

<オープニングファイト第1試合Krush −60kg Fight/3分3R>
鈴木雅博(チームドラゴン)
粟納貴之(S.F.K)

※出場選手はケガ等により変更となる場合があります

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