竹田が伊東から3カウント奪取、7.30後楽園で王座挑戦=大日本プロレス
伊東から勝利をおさめたことで正式に竹田の王座挑戦が決定した 【タカハシ】
■竹田、アピール実り王座戦実現
メーンイベントはBJWデスマッチ王者の伊東竜二の初防衛戦の相手に名乗りを上げた竹田誠志が、それぞれシャドウWX、木高イサミをパートナーに対戦した。試合前から伊東しか視界に入っていないかのような竹田であったが、伊東、WXも「出る杭は打つ」とばかりに蛍光灯バットのフルスイングや、蛍光灯束を抱えさせてのキックなど、明らかな竹田狙いで試合を進めていく。竹田のパートナーであるイサミも援護射撃とばかりに、伊東を持ち込んだラダーに寝かせておいて、イスを使ってのダイビング・ニードロップなどを繰り出すが、それでも竹田への強烈な攻めは止まらない。しかし竹田は有刺鉄線ボードとイスの組み合わせに伊東を雪崩式のオリンピックスラムで叩きつけ、WXをイサミがトペ・スイシーダでカットしている間にドラゴン・スープレックスで伊東から3カウントを奪ってみせた。
試合後にマイクを取った竹田はチャンピオンから直接3カウントを奪った事をタテに、次回7月30日の後楽園ホール大会での挑戦を決定としてアピールし、こちらは興行の終了後正式に登坂本部長より発表された。
関本「すべての面で自分が上回っている」
関本は「負ける要素がない」とHARASHIMA戦へ絶対の自信を見せた 【タカハシ】
試合後、関本は後輩たちの成長を肌で感じた事に対して、「嬉しい限りです。抜かれないようにお互い切磋琢磨して上を目指していきたいです」と笑顔。またDDTの両国大会で対戦するHARASHIMAについては「運動神経はいいかも知れないけど、すべての面で自分が上回っていると思うんで、負ける相手じゃないというのが正直なところ。7日(DDT新木場大会)の前哨戦で心をヘシ折って両国では簡単に勝たせてもらいます」と自信を見せた。
ネクロは左ヒザにダメージも意地の勝利
しかしこの攻撃で左ヒザに大きなダメージを受けたネクロは、ローンバトルとなった宮本を何とか救出したものの、石川修司、星野勘九郎の左ヒザへの集中攻撃に苦しむこととなる。それでも最後は星野のスピニング・トーホールドを首固めで切り返し辛くも勝利を収めた。
葛西と沼澤が山川に引退勧告
試合後には葛西と沼澤は山川に対して「お前がデスマッチをやると大日本のデスマッチがナメられる。お前は横浜アリーナで引退すべきだった」と一方的に罵倒した。
大日本プロレス後楽園ホール大会
<メーンイベント 蛍光灯&凶器持込タッグデスマッチ 30分1本勝負>
●伊東竜二、シャドウWX
(16分40秒:ドラゴンスープレックス オン・ザ蛍光灯束)
○竹田誠志、木高イサミ
<セミファイナル 30分1本勝負>
○佐々木貴
(10分51秒:右脚からの片エビ固め)
●佐々木義人
<第5試合 30分1本勝負>
○関本大介、河上隆一、忍
(17分18秒:ラリアットからの片エビ固め)
岡林裕二、●橋本和樹、塚本拓海
<第4試合 ハードコアタッグマッチ 30分1本勝負>
○ネクロ・ブッチャー、宮本裕向
(15分46秒:スモールパッケージホールド)
石川修司、●星野勘九郎
<第3試合 有刺鉄線ボードタッグデスマッチ 30分1本勝負>
○葛西純、沼澤邪鬼
(11分28秒:リバース・タイガードライバーからの体固め)
ジ・ウィンガー、●山川竜司
<第2試合 30分1本勝負>
MEN’S テイオー、怨霊、●大橋篤
(10分34秒:サボテンの花からのエビ固め)
○大石真翔、旭志織、ツトム・オースギ
<第1試合 20分1本勝負>
大黒坊弁慶、○清水基嗣
(10分27秒:ダイビング・フットスタンプからの片エビ固め)
谷口裕一、●CHANGO
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